エンドポイントに対するブローカーへの接続の許可

ブローカーがコントローラーおよびターゲットからの接続を受け入れられるように、trc_broker.properties ファイルを使用してインバウンド接続を定義および構成できます。

このタスクについて

複数のインバウンド接続を構成し、各接続パラメーターの接頭部を定義することで、各接続に必要なすべての設定をブローカーが検出できるようにすることができます。trc_broker.properties ファイルを構成するとき、任意のインバウンド接続を構成します。このファイルの編集について詳しくは、「ブローカー・プロパティーの構成」を参照してください。
注:
  1. 接頭部として # または ! を使用しないでください。これらは、プロパティー・ファイルでコメント用に予約されています。
  2. 接頭部にスペースを含める場合、\ を使用してスペースをエスケープする必要があります。 for example : my connection.ConnectionType should be defined as my\connection.ConnectionType
インバウンド接続を構成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. trc_broker.properties ファイル内の以下のパラメーターを構成します。
    ConnectionType
    接続のタイプを定義します。IPv6 ネットワークを使用する場合は、Inbound または Inbound6 に設定してください。For example: my\connection.ConnectionType=Inbound
    PortToListen
    エンドポイントがこのブローカーに接続するために使用する TCP ポートを定義します。インバウンド接続を listen するためのポートです。必須パラメーター。
    AllowEndpoints
    エンドポイントがこのブローカーに接続できるかどうかを決定します。
    あり
    このブローカーに対してエンドポイントを接続することができます。これはデフォルト値です。
    なし
    このブローカーに対してエンドポイントを接続することはできません。
    AllowBrokers
    他のブローカーがこのブローカーに接続できるかどうかを決定します。No または <blank> に設定すると、他のブローカーはこのブローカーに接続できなくなります。他のブローカーがこのブローカーに接続できる場合には、接続が許可されたブローカーのリストを指定してください。例えば、broker1.company.com,broker2.company.com,broker3.company.com です。
    注: ここでリストするホスト名は、Remote Control サーバーでブローカーを登録するときに使用される証明書およびホスト名と一致している必要があります。
  2. ファイルを保存します。

次のタスク

ご使用の環境で、相互に接続してコントローラーとターゲットの間の接続を完成させる複数のブローカーを構成する場合には、ブローカー・プロパティー・ファイルでブローカー接続を構成する必要があります。詳細については、複数のブローカーのサポートを参照してください。ブローカー構成の作成が終了した後、ブローカーを BigFix® Remote Control Server データベースに登録することにより、インターネット経由のリモート・コントロール接続を支援するために使用されます。詳細については、サーバーへのブローカーの登録を参照してください。