ルールの作成

このタスクについて

ターゲットのコンピューター名または IP アドレスがルールに設定された条件と一致する場合に、そのターゲットをターゲット・グループに割り当てるルールを作成できます。例えば、ターゲットが BigFix® Remote Control Serverに初めて登録される場合や、サーバーに接続するたびに、そのターゲットを 1 つ以上のターゲット・グループに割り当てることができます。グループ割り当てに影響を及ぼすプロパティーについて詳しくは、メンバーシップ・ルールを適用する時期の定義を参照してください。

ルールを作成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 「アドミニストレーター」 > 「ターゲット・メンバーシップ・ルール」をクリックします。
  2. 「新規ルールの作成」を選択します。
  3. 「新規ルール」画面で、ルールの作成に必要な情報を入力します。
    コンピューター名
    ターゲット・コンピューター名に対してチェックするコンピューター名の一部または全部を入力します。ワイルドカード文字を使用することができます。1 文字を表すには ? を使用し、複数の文字を表すには % を使用します。

    例:

    test」と入力すると、「test」という名前のターゲット・コンピューターが、このルールの対象になります。

    admin%」と入力すると、「admin」という名前で始まるターゲット・コンピューターが、このルールの対象になります。

    admin??」と入力すると、名前が「admin」で始まり、その後に 2 文字が続くすべてのターゲット・コンピューター (admin22adminGB など) が、このルールの対象になります。

    IP 開始
    このルールで突き合せる IP アドレス範囲の最初の IP アドレスを入力します。
    注: IP 範囲では、IPv6 もサポートされます。
    IP 終了
    このルールで突き合せる IP アドレス範囲の最後の IP アドレスを入力します。
    処理の停止
    ターゲット詳細がこのルールと一致したときにグループ・メンバーシップ割り当てを停止する場合は、このオプションを有効にします。複数のルールを定義した場合、ターゲットのコンピューター名および IP アドレスはすべてのルールに対してチェックされます。ただし、ルールの処理の停止を有効にしている場合に、ターゲットがそのルールに一致した場合、サーバーはターゲットの詳細を他のルールに対してチェックしません。ターゲットは、この一致したルールおよびそれまでに処理済みの一致するルールに関連付けられているターゲット・グループに割り当てられます。
    コメント
    ルールやその他の情報に関する説明を入力するのに使用できます。オプション・フィールドです。
    優先度
    ルールがいつターゲットに対してチェックされるかを決定する優先度レベルを、ルールに設定できます。優先度レベルは 1 から始まり、新しいルールが作成されるたびに 1 ずつ増えます。優先度 1 が最も高い優先度です。このルールがターゲットに対して最初にチェックされます。

    最初に作成されるルールには、自動的に優先度の値 1 が割り当てられます。次のルールを作成するときは、この新しいルールに対して優先度 1 または 2 を選択できます。1 を選択すると、その新しいルールが、最初にチェックされるルールとなります。新規ルールを作成するたびに、優先順位を選択できます。ルールは優先順位に従って、1 から n に並べ替えられます (n は、作成されたルールの数です)。

    注: チェックしなければならないルールがある場合は、それらの優先度を高くして、必ずそれらのルールがターゲットに対してチェックされるようにすることができます。ルール・リストの上位付近にあるルールの「処理の停止」が有効になっていると、それよりも優先度が低いルールに到達しない可能性があります。
  4. ルールの条件と一致する場合にターゲットを割り当てる必要があるグループを選択します。
  5. 「送信」をクリックします。