ESU パッチを受け入れるためのエンドポイントの準備

デプロイメント環境内のエンドポイントを BigFix ESU パッチ・サイトにサブスクライブした後、サイトのコンテンツを使用して、ESU パッチを受け入れるためのエンドポイントを準備できます。

手順

  1. ESU の前提条件 Windows パッチを検証するか適用してください。
    ESU マルチ・ライセンス認証キー (MAK) をインストールするための前提条件となる、複数の Windows パッチ Fixlet があります。対象のパッチがインストールされていない場合、MAK インストールは失敗します。 「ESU キー管理: MAK のインストールとアクティブ化」 Fixlet の説明には、サポート対象の各オペレーティング・システムの前提条件パッチ Fixlet へのリンクが含まれています。一部の Fixlet は、 Windows 用パッチ・サイトで入手できます。一部は ESU パッチ・サイトで入手できます。各 Fixlet へのリンクをたどって、関連していないものを確認します。ESU 用のエンドポイントに関連する Fixlet パッチがある場合は、ESU キーをインストールしてアクティブ化する前に、Fixlet パッチを適用する必要があります。

  2. ESU パッチ適用を有効にするには、マルチ・ライセンス認証キー (MAK) を配布します。
    各 ESU パッチ適用サイトで Fixlet が提供され、一度に多くのエンドポイントで Microsoft® から受信した ESU マルチ・ライセンス認証キー (MAK) のアクティブ化と非アクティブ化を自動化します。「ESU キー管理: MAK のインストールとアクティブ化」タスクでは、Fixlet の説明で ESU キーを安全に入力し、ターゲットのエンドポイントでキーをインストールおよびアクティブ化するためのアクションを実行できます。同様に、「ESU キー管理: MAK の非アクティブ化とアンインストール」タスクでは 、エンドポイントにすでにインストールされている任意の ESU キーを削除できます。

    重要: ESU キーのアクティベーションには、各エンドポイントがインターネットに接続され、Microsoft® と通信できる必要があります。その他のオプションについては、よくある質問を参照してください。
  3. BigFix で ESU パッチ適用グループを作成します。
    各 BigFix ESU パッチ適用アドオン・サイトには、「インストールされた ESU キー」プロパティーを使用した分析が含まれます。このプロパティーは ESU キーがインストールおよびアクティブ化されているサブスクライブ済みエンドポイントを識別し、ESU キーの年とインストールされた MAK の末尾 5 文字が含まれます。管理する MAK が複数ある場合は、どのキーがどのエンドポイントで使用されたかを追跡するのに役立ちます。

    取得したプロパティーに分析プロパティーの関連度をコピーすると、独自のデプロイメントで ESU パッチ・グループを作成するためにこれを使用できます。

    注: インストールされた ESU キー (WMI) プロパティーは WMI クエリーを使用しますが、一部の Windows 構成では負荷が高くなる場合があります。環境で取得したプロパティーとして実装する前にテストします。