パッチ適用方式

BigFix では、ネイティブ・ツールを使用することで、パッチ管理ソリューションの柔軟性を向上します。

すべての Amazon Linux 2 コンテンツ用 Fixlet は、Yellow dog Updater Modified (YUM) を使用します。これは Amazon Linux 2.のデフォルトのパッチ・マネージャーです。YUM は Red Hat Package Manager (RPM) パッケージを更新、インストール、削除するパッケージ管理ツールです。YUM ではコマンド・ライン・インターフェースを使用して、パッケージのインストール、アンインストール、および更新の処理を単純化します。これらの処理では YUM リポジトリーへのアクセス権限が必要です。

YUM はこれらの EDR ユーティリティーを置き換え、より柔軟なパッチの適用を可能にし、Red Hat ソリューションおよび Amazon Linux 2 ソリューションと歩調を合わせた結果をもたらします。YUM を使用する Amazon Linux 2 サイトでは、依存関係の問題が軽減し、パフォーマンスが向上するため、以下のサイトを利用できます。

YUM ユーティリティーの設定

YUM ユーティリティーを適用する BigFix Patch for Amazon Linux 2・サイトでは、/etc/yum.conf 内の Fixlet 設定を使用します。ただし、以下の YUM 構成は除きます。
  • cachedir
  • keepcache
  • plugins
  • reposdir
  • pluginpath
  • pluginconfpath
  • metadata_expire
  • installonlypkgs

ネイティブ・ツールのコンテンツでのファイル関連度の識別

ネイティブ・ツールは、EDR と同じ方法でファイル関連度をキャプチャーします。どちらの方法でも、関連句 exist lower version of a package, but not exist higher version of it がチェックされます。同じ適用環境に両方のツールが適用される場合、関連度結果は同じです。