ログ・ファイル

このセクションでは、ログ・ファイルにアクセスする方法と、BigFix Compliance Compliance Analytics に関連するオプションについて説明します。

サーバー・ログ (tema.log) には、サーバーに関連するすべてのアクションが保存されますが、インポート・ログには BigFix サーバーから BigFix Compliance へのインポートの日時が保存されます。これらのログ・ファイルは、主に次の操作に使用されます。
  • トラブルシューティング。
  • 監査。
  • インポート日時の検査。
  • エラー分析。

デフォルトでは、このファイルは次のパスに保管されます。C:\Program Files\BigFix Enterprise\SCA\wlp\usr\servers\server1\logs\

サーバー・ログ

サーバー・ログ・ファイル tema.log にもバックアップが含まれます。

BigFix Compliance サービスが再開されると、tema.log のバックアップが作成されます。バックアップ・ファイルは、tema_<yy.mm.dd_hh.mm.ss.0>.log という名前になります。

注: バックアップ・ファイル内のタイム・スタンプ (yy.mm.dd_hh.mm.ss) は、BigFix Compliance サービスが再開されたローカル時間 (PST など) です。

一部の例外を除き、ほとんどのタイム・スタンプ・エントリーのタイム・ゾーンは UTC になります。

インポート・ログ

インポートは、インポートの実行時に作成されます。インポート・ログ・ファイルは、インポート・サブフォルダー内に保管されます。インポート・ログは、<yyyy_mm_dd-hh_mm_ss>-<import id>.log という名前になります。

注: インポート・ファイル内のタイム・スタンプ (yy.mm.dd_hh.mm.ss) のタイム・ゾーンは UTC です。

ローカル時間でログを表示するには、「管理」 > 「データのインポート」ページに移動します。「開始時刻」列には、インポートのローカル時間が表示されます。

ログ・ファイルのオプション

次のオプションを使用すると、ログ・ファイルのさまざまなプロパティーのオン/オフを切り替えることができます。プロパティー・サービスを変更するときは、BigFix Compliance サービスを再開する必要があります。

デフォルトでは、この jvm.options ファイルは次のパスに保管されます。C:\Program Files\BigFix Enterprise\SCA\wlp\usr\servers\server1

デバッグ・ログのオン/オフを切り替える
有効にすると、tema.log とインポート・ログ・ファイルの両方に適用されます。jvm.options ファイルにアクセスし、以下の行でファイルを編集します。
#-DTEMA_LOG_DEBUG=true
次の行を使用して、デバッグ・ログのオン/オフを切り替えます。
  • -DTEMA_LOG_DEBUG=true: ログ・サービス・メモリーをオンにします。
  • #-DTEMA_LOG_DEBUG=true: ログ・サービス・メモリーをオフにします。
重要: true/false を変更していないことを確認します。
Fixlet を使用してデバッグ・ログのオン/オフを切り替える
Fixlet を使用して、SCM レポート・サイトでのデバッグ・ロギングのオン/オフを切り替えます。
  • ID 1006: デバッグ・ロギング - BigFix Compliance サーバーをオンにします。
  • ID 1007: デバッグ・ロギング - BigFix Compliance サーバーをオフにします。
ログ・サービス・メモリー

有効にすると、tema.log とインポート・ログ・ファイルの両方に適用されます。BigFix Compliance サーバーのメモリー使用状況は、jvm.options ファイルを介してオン/オフを切り替えることができます。

jvm.options ファイルにアクセスし、以下の行でファイルを編集します。
-DLOG_MEMORY=true
次の行を使用して、ログ・サービス・メモリーのオン/オフを切り替えます。
  • -DLOG_MEMORY=true: ログ・サービス・メモリーをオンにする
  • #-DLOG_MEMORY=true: ログ・サービス・メモリーをオフにする
重要: true/false を変更していないことを確認します。