自動化フレームワーク

QA 自動化フレームワーク (Selenium など) のために記述されたスクリプトを使用して、AppScan スキャンでマニュアル探査記録を作成することができます。

QA 担当員が Web アプリケーションで機能テストを実行する際に自動化フレームワークを使用する場合、すでに作成済みのスクリプトを使用して、それぞれに適したスキャンを作成できます。自動化フレームワークからアプリケーションへの要求は、プロキシーとして AppScan を使用して送信されるので、AppScan では独自のスキャンの探査ステージとしてそれらのアクションを記録できます。次に AppScan はその探査ステージをベースにしてサイトをテストします。これは AppScan CLI を使用して行われます。

原則として、以下のバッチ・コマンドを作成して実行します。
  1. AppScan を開いて以下を構成します:
    1. 開始 URL
    2. ユーザー資格情報
    3. テストのみ
    4. 特定の listen ポートで AppScan のプロキシーを開く。
  2. 同じポートを使用して自動化フレームワーク・スクリプトを実行する。
  3. スクリプトの終了時、AppScan のプロキシーを閉じると、テスト・ステージが開始する。
  4. スキャン結果を保存し、オプションでレポートを作成して保存する。
以降のセクションでは Selenium を使用して AppScan デモ・テスト・サイトをテストする方法を説明しますが、この処理は、どのようなサイトおよび自動化フレームワークに対しても簡単に適用できます。