AppScan® Source の管理

このセクションでは、ユーザー管理、許可、アプリケーションとプロジェクトの登録、およびポート構成について説明します。

重要: このトピックは、AppScan® Source バージョン 10.0.1 以前からバージョン 10.0.2 以上にアップグレードする場合にのみ適用されます。AppScan® Source バージョン 10.0.2 を新規インストールには、この機能は含まれていません。AppScan® Source の新規インストールのユーザー管理はすべて AppScan® Enterprise で行われます。

AppScan® Source 管理者は、AppScan® Enterprise Server および AppScan® Source の製品をデプロイおよびインストールし、適切な特権および許可を指定してユーザーを作成 (または AppScan® Enterprise Server ユーザーの自動ログインを構成) する必要があります。管理者は、これらのタスクを実行するために各ユーザーのロールおよび必要なデプロイメント・モデルを理解している必要があります。また、他のシステム (障害追跡システムやディレクトリー・サーバーなど) を AppScan® Source および AppScan® Enterprise Server と統合する必要があるかどうかについても、管理者は確認する必要があります。

AppScan® Source for Analysis および AppScan® Enterprise Server のインストール構成、サーバーへの接続方法、および各ユーザーが使用可能な機能を理解することも重要です。例えば、管理者は、AppScan® Source アプリケーションおよびプロジェクトの構成方法や、それらの登録および公開方法について熟知している必要があります。

通常、管理者はユーザーが AppScan® Source の資格情報を使用して AppScan® Enterprise Server 製品にログインするように設定します。しかし、何らかの理由で、AppScan® Source に存在しない AppScan® Enterprise Server ユーザーを管理する必要がある場合、管理者はローカルの AppScan® Source ユーザーを作成することができます (「AppScan Source ユーザーの作成」を参照)。