一般設定

全般設定では、ユーザーの好みに合わせて、AppScan® Source for Analysis のデフォルト設定の一部を調整できます。

言語の選択

AppScan® Source for Analysis のユーザー・インターフェースは各国語で表示できます。表示言語を変更するには、設定ダイアログ・ボックスで「言語の選択」リストから言語を選択して、「OK」をクリックします。変更を有効にするには、ワークベンチを手動で再始動する必要があります。

注: この機能を利用するには、インストール手順で少なくとも 1 つの言語パックをインストールする必要があります。英語がインストールされている唯一の言語の場合は、この設定を使用してワークベンチを再始動すると、製品が英語で表示されます。このケースで、英語以外の言語を表示する場合は、再度インストール・ウィザードを実行して、1 つ以上の言語パックを追加することにより、インストールを修復します。

ファイル・エンコード

プロジェクト内のファイルの文字エンコードは、AppScan® Source がファイルを適切に読み取る (そして、例えば、それらを「ソース」ビューに正しく表示する) ことができるように設定する必要があります。このセクションでは、デフォルトの文字エンコードを選択します。

ロギング・レベル

必要なレベルの情報がエラー・ログに記録されるように、ロギング・レベルを変更します。「トレース」「デバッグ」「情報」「警告」「エラー」「致命的」から選択します。 「トレース」は最も情報量が多いロギング・レベルで、以降、順に上位レベルのロギングとなり、「致命的」は重大なイベントのみをログに記録します。

終了時にすべてのフィルターを保存

選択した場合、AppScan® Source を終了するときに、プロンプトが表示されなくなり、新規作成または編集したすべてのフィルターが自動的に保存されます。

エラー時にスキャンをキャンセル

選択された場合は、エラーが発生したら、スキャンをキャンセルすることにより、不完全なスキャンが回避されます。

検出結果ごとにマーカーを作成

これが選択されている場合、評価を開いて、スキャン対象ソースをエディターで開くと、そのソース内の検出結果がある場所にマーカーが表示されます。

デフォルトでは、マーカーの作成が有効になっています。

マーカーを作成すると、スキャンの速度が低下する場合があります。プロジェクトに多数のソース・ファイルが含まれている場合、または大きなソース・ファイルが含まれている場合は、マーカーの作成をオフにするとパフォーマンスが向上することがあります。

スキャンの終了後

デフォルト設定は、スキャンの最後で自動的に評価を開くかどうかを尋ねるプロンプトが表示されることです。このプロンプトを表示したくない場合は、「常に新しい評価を開く」または「開かない」を選択します。

スキャンの完了後に同じターゲットの未保存のスキャンがある場合

デフォルトで、既存の未保存のスキャンを保存するか、破棄するかが尋ねられます。この設定は、重複スキャンを常に自動的に削除する、または、自動的に削除しないように変更できます。この設定にした場合は、重複スキャンが削除されたときにメモリー使用率が下がることに注意してください。

絶対パスを使用して評価を公開またはエクスポートする場合

デフォルトで、公開時に絶対パス変数を定義するように要求されます。このセクションの設定を使用すると、このデフォルトのプロンプトを無効にすることも、絶対パスが存在する場合に変数を定義できるダイアログ・ボックスを自動的に表示させることもできます。

初期公開時にアプリケーションを自動登録する

デフォルトで、未登録のアプリケーションまたはプロジェクトに関する評価を公開しようとすると、それらを登録するように要求されます。公開時に常にアプリケーションとプロジェクトを登録するように選択することも、登録しないように選択することもできます。

重要: アプリケーションおよびプロジェクトを登録するには、「登録」権限が必要です。

アプリケーション名が競合する場合

同じ名前の複数のアプリケーションが AppScan® Source for Analysis に存在していてもかまいませんが、管理が困難になる可能性があります。デフォルトで、アプリケーションに既存のアプリケーションと同じ名前を付けようとする (または、既存のアプリケーションと同じ名前のアプリケーションをインポートしようとする) と、警告が表示されます。この警告メッセージで、アプリケーションの一意の名前を生成する、競合する名前を維持する、またはキャンセルすることができます。

競合するアプリケーション名が検出された場合に、AppScan® Source for Analysis によって固有の名前を自動的に生成するには、設定ページで「固有の名前を生成する」を選択します。競合するアプリケーション名を自動的に受け入れる場合は、「既存の名前を保持する」を選択します。

注: アプリケーションは、<application_name>.paf というファイル名で保存されます。「既存の名前を保持する」を選択した場合、そのアプリケーションの作業ディレクトリーを、同じ名前を持つ既存のアプリケーションと同じ作業ディレクトリーとして設定することはできません。この場合、既存のファイル名を上書きするためのプロンプトが表示されますが、既存のアプリケーションは既に AppScan® Source for Analysis で開かれているため、この上書き操作は失敗します。

プロジェクト名が競合する場合

この設定は、同じアプリケーション内に存在するものと同じ名前のプロジェクトを作成またはインポートしようとした場合にのみ適用されます。この場合、同じ名前のプロジェクト名は使用できません。使用しようとすると、デフォルトで、一意の名前を生成するか、アクションをキャンセルするように要求されます。競合するプロジェクト名が検出された場合に、AppScan® Source for Analysis によって固有の名前を自動的に生成するには、設定ページで「固有の名前を生成する」を選択します。

始動時に公開された評価および自分の評価に表示される評価の数

「公開された評価」ビューまたは「マイ評価」ビュー内に表示する評価の最大数を設定できます。

高ネットワーク待ち時間の最適化

サーバー呼び出しを最小限にするために、クライアント上にキャッシュする情報を増やす場合に、このチェック・ボックスを選択します。

システム構成の再ロード

最新のシステム設定を読み込みます。製品の稼働中に製品の外部で設定を変更した場合 (例えば、<data_dir>\config (<data_dir>AppScan® Source プログラム・データの場所です。説明は インストールとユーザー・データ・ファイルの場所) 内の .ozsettings ファイルを変更した場合) は、このボタンを選択して、製品の設定を更新します。

Intelligent Findings Analytics (IFA)

Intelligent Findings Analytics は、すべてのスキャンで有効または無効にすることができます。デフォルトは有効になっています。