スタンドアロン・モードでの AppScan® Source for Analysis の使用

AppScan® Source for AnalysisAppScan® Enterprise または AppScan® Database Service に接続されていないときに使用できます。ただし、スキャンまたは評価を他の AppScan® Source クライアントと共有できません。

スタンドアロンの機能

インストール時に AppScan® Source for Analysisスタンドアロン・モードを選択します。

インストール時にスタンドアロン・モードを選択した場合、データベース認証がないため、AppScan® Enterprise へのログインは不要です。ただし、有効な AppScan® Source ライセンスは必要です。

AppScan® Source for Analysis をスタンドアロン・モードで使用することは、スキャンの実行や評価の管理のためにこれを接続モードで使用することと似ていますが、次のような違いがあります。
  • スキャン構成をローカルに保存し、接続時に共有することができます。
  • フィルターをローカルに保存し、接続時に共有することができます。
  • 評価をローカルに保存し、接続時に公開することができます。AppScan Enterprise サーバーが設定されている限り、結果を公開することができます。
  • パターン・ルールはローカルに保存できますが、接続時に共有することはできません
  • カスタム・ルールはローカルに保存できますが、接続時に共有することはできません
  • 他の AppScan Source ユーザーによって作成されたスキャン構成、フィルター、評価、パターン・ルール、およびカスタム・ルールは共有できません。

接続モードと切断モードの切り替え

注意: 接続モードはインストール時に慎重に選択してください。接続モードとスタンドアロン・モードの切り替えは推奨されていません。スタンドアロン・モードと接続モードの切り替えが必要な場合は、AppScan® Source for Analysis を再インストールすることを推奨します。
ounce.ozsetting ファイルで connect_mode パラメーターを編集することにより、接続モードと切断モードを切り替えることができます。
  • connect_modetrue に設定すると、AppScan® Source for Analysis を接続モードで開始されるため、AppScan Enterprise への接続とログインが必要です。デフォルトでは、True に設定されています。
  • connecct_modefalse に設定すると、AppScan® Source は切断モードで開始されます。AppScan Enterprise への接続とログインは不要です。
この設定を編集した後、AppScan® Source for Analysis を再起動する必要があります。
注: スキャン検出結果は、接続環境とスタンドアロン環境で異なる場合があるため、比較する必要はありません。接続モードの切り替え時に問題が発生した場合は、サポートにお問い合わせください。