AppScan Enterprise Server で IAST Communication Service を設定する
IAST Communication Service は、構成ウィザードの実行中に自動的に構成されます。
このタスクについて
手順
- AppScan Enterprise Server をインストールしたシステムにログインします。
- IAST Communication Service が既に実行されている場合は、Windows サービスからサービス HCL AppScan Enterprise IAST Communication Service を停止します。
-
C:\Program Files (x86)\HCL\AppScan Enterprise\IASTService\config に移動します。
注: AppScan Enterprise のインストール・フォルダーの場所は、お使いのシステムの構成によって異なる場合があります。
- 同フォルダー内の iast_service.properties ファイルを開きます。
-
iast_service.properties ファイルの中からく構成プロパティーを表す各行を探し、次の表で説明するとおりに構成を変更します。
プロパティー 構成の変更内容 jdbc:sqlserver://localhost:1433 localhost
を AppScan Enterprise に使用する SQL Server のホスト詳細に置き換えます。databaseName=<db_name> <db_name> を、AppScan Enterprise に構成したデータベース名に置き換えます。 server.ssl.key-store=iast.jks IAST 証明書を指定します。IAST 証明書、
使用している証明書に応じて、以下のようにプロパティーを構成できます。iast.jks
は、IASTService フォルダーで使用できます。- 自己署名証明書を使用している場合は、このプロパティーで使用可能なデフォルト構成を保持してください。
- CA 証明書を使用する場合は、このプロパティーの証明書の場所を設定する必要があります。
service.ase.url AppScan Enterprise Liberty の URL を指定します。 以下は、AppScan Enterprise URL の構造とそれに含まれるコンポーネントを表す URL 構文の例です。
https://<ホスト名>:<AppScan Enterprise のポート番号>>/<AppScan Enterprise のインスタンス名>
ここで、- ホスト名: AppScan Enterprise Server がインストールされているサーバーの IP アドレス。
- AppScan Enterprise のポート番号: AppScan Enterprise Server アプリケーションが Liberty サーバーで構成されているポート番号。9443 は、インストール時に AppScan Enterprise Server アプリケーションのデフォルト・ポート番号として設定されます。
- AppScan Enterprise インスタンス名: AppScan Enterprise Server インスタンス。
- iast_service.properties ファイルを保存します。
- AppScan Enterprise Server を再始動します。
-
サーバーの再起動が終わったら、次のように必ず IAST サービスを起動してください。
既知の問題と回避策の詳細については、既知の問題と回避策を参照してください。