ユーザーおよびグループ

ユーザー・アカウントを作成する前に、ユーザーおよび指定されたフォルダーにおけるそのユーザーのロールを決定する必要があります。この情報が分かれば、LDAP ユーザー・グループのインポートによってデフォルト・ユーザー設定で自動的にユーザーを作成することも、手動で作成することも可能です。組織の Windows™ ネットワークの有効なメンバーであれば、誰でもユーザーになることができます。

ベスト・プラクティスとして、初めて新規ユーザーを作成した場合は、フォルダー許可の構成が終了するまで、それらの新規ユーザーに「No Access」ユーザー・タイプを割り当て、後でユーザー・タイプを任意のタイプに変更します。これによって、新規ユーザーの権限を構成している間に、彼らがログインして本来許可されない領域にアクセスするのを防ぐことができます。

以下を理解する必要があります。

• 異なるユーザー・タイプおよびロールが使用可能です。
• デフォルト・ユーザー・テンプレートを使用して自動的にユーザーを作成できます。
• 以下の場合にユーザーを手動で作成できます。
  • デフォルト・ユーザー・テンプレートに、「No Access」ユーザー・タイプが割り当てられている場合。
  • ユーザーがログインする前に、そのユーザーに特定のユーザー・タイプを割り当てたい場合。この場合、最初にユーザーを作成し、次にユーザー・プロパティーを編集してユーザー・タイプを変更します。デフォルトでは、ユーザー・タイプはデフォルト・ユーザー・テンプレートに基づいて自動的に作成されます。そのため、ユーザー作成後に変更する必要があります。
  • デフォルト・ユーザーで Windows™ ネットワーク・アカウントを持つあらゆるユーザーにアクセス権が許可されていて、特定のユーザーについてアクセス権を拒否したい場合。特定のユーザーを作成して、ユーザー・タイプを「No Access」に変更する必要があります。