SSL 認証付き Web サービスのテストのワークフロー
このワークフローでは、WSDL ファイルが SSL 認証付きで常駐している Web サービスを探査する手順を説明します。
手順
- Web Services Explorer で GSC を起動します (「スタート」 > 「HCL AppScan Enterprise Server」 > 「Web Services Explorer」)。注: GSC は、AppScan® Enterprise Server で設定した認証メカニズムを継承しません。詳しくは、「Web Services Explorer ヘルプ」を参照してください。
- 以下のようにして、GSC で、新しいトランスポート構成を作成します。
- 「トランスポート」をクリックして、「トランスポート構成」タブを開きます。
- 「HTTP 構成を作成します」をクリックし、新規 HTTP 構成に名前を付けます。
- ダイアログ・ボックスの下部で、「SSL 接続」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「SSL 接続」に名前を付け、「サーバーを常に信用する」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
- 「OK」をクリックしてから、「呼び出し」をクリックし、「呼び出し」ビューに戻ります。
- 「WSDL ファイルの追加」アイコン (
) をクリックします。
- 「URL からインポート」をクリックして、インポートする WSDL ファイルの URL を入力し、その宛先フォルダーを選択します。
- 「OK」をクリックして、メイン・ユーザー・インターフェースに戻ります。その左ペインに、Web サービスのツリーが表示されます。
- 以下のようにして、サービスを探査します。
- 「呼び出しライブラリー」で、WSDL、バインディング、および操作を展開し、呼び出し要素を選択します。要求をサービスに送信するためのインターフェースが、右ペインに表示されます。
- 右ペインの「メッセージ」タブに、送信する値を入力します。
- 右ペインの上部にある「トランスポート」タブをクリックします(これは、前出の「トランスポート」タブとは異なるタブです)。
- 「プロトコル構成」エリアで、「変更」をクリックし、リストから新しいプロトコルを選択します。
- 「メッセージ」タブをクリックして、もう一度前面に表示し、「起動」をクリックして、要求を送信します。メイン・ペインに結果が表示され、要求が、画面の左下の「呼び出しヒストリー」ペインに追加されます。
- 必要に応じて、その他のサービスについても操作を繰り返してください。 注: サービスに送信する要求ごとに、「トランスポート・プロトコル」構成を新規構成に手動で変更する必要があります。
- 終了したら、GSC を閉じます。パッケージを保存するようにプロンプトが出されます。保存したら、AppScan Enterprise Server にパッケージをアップロードして、スキャン対象の一部として組み込むことができます。