記録されたトラフィックを使用した API スキャンの作成

Web API への要求の記録されたトラフィックがある場合は、それをインポートして、スキャンの基礎として使用できます。たとえば、Postman コレクションの一部ではない API エンドポイントがある場合、または API 機能自動化がある場合、API 自動化が実行されたときにトラフィックを記録し、それを AppScan に入力してセキュリティー・テストを行うことができます。

始める前に

このタスクについて

次のいずれかの方法を使用して記録されたトラフィック・ファイルがあることを確認します。
  • Swagger UI を使用して Activity Recorder で記録

  • AppScan Standard および Postman または SoapUI
  • トラフィック・レコーダーの使用

Web API の場合、最良のオプションは通常は HCL AppScan Traffic Recorder です。

手順

  1. 特定の「アプリケーション」ページで「スキャンの作成」をクリックし、「DAST 動的分析」「スキャンの作成」をクリックします。
  2. 「スキャンの作成」で、次の操作を行います。「DAST」ダイアログで、「API スキャン」を選択して構成プロセスを開始します。
  3. API 探査方法で、「記録されたトラフィック」を選択します。
  4. マークされた領域にファイルをドラッグ・アンド・ドロップするか、「追加」アイコンをクリックして、記録されたトラフィックを含む dast.config ファイルを参照して追加します。
  5. 「テストするドメイン」セクションで、スキャンに含めるすべての検証済み/許可済みドメインを追加する必要があります。以下の両方の形式が有効です。
    • https://demo.testfire.net/
    • demo.testfire.net
    重要: リストされていないドメインはスキャンされません。
  6. 認証、テスト・ポリシー、その他の詳細設定など、必要に応じてその他のスキャン・オプションを設定します。詳しくは、「API スキャンの作成」を参照してください。
  7. 「スキャン」をクリックします。記録されたトラフィック・ファイルがインポートされます。スキャンを実行して、Web API の脆弱性を検出します。

次のタスク

  • 「スキャンおよびセッション」ページでスキャンの状況を表示できます。