ZDT/CICS のカスタマイズの検証

ZDT/CICS の初期インストールおよびカスタマイズを完了したら、以下のステップを実行してカスタマイズを検証できます。「Z Data Tools User’s Guide and Reference for CICS」の参照が必要な場合があります。

ZDT/CICS のインストールとカスタマイズを検証するには、CICS® を実行する予定の ZDT/CICS システムにログオンします。これを行うには、まず ZDT/CICSCICS® システム、および必要な場合は TCP/IP のカスタマイズを終了しておく必要があります。

  1. ZDT/CICS をインプリメントした CICS® システムにログオンし、ZDT/CICS トランザクション、HFM と入力します。
  2. ユーザー ID を入力し、Enter キーを押します。
  3. ZDT/CICS ログオン・パネルが表示されます。
    ───────────────────────── Z Data Tools for CICS Logon ─────────────────────────
    
    
         Enter Logon parameters
    
         Userid . . . . . . . . USER
    
         Password . . . . . . .
    
         New Password . . . . .
    
         Node . . . . . . . . . FMNODE      (Machine the job is to be run on)
    
         Procedure. . . . . . . FMC62FM4    (Procedure to run Z Data Tools)
    
         Profile data set . . . USER.HFI.HFIPROF
    
         Prefix . . . . . . . . USER      (Default prefix for data sets)
    
         Jobcard
         //FM&TERM.B JOB (,,,,),&USER,
         //     MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1),CLASS=A
    
    
         F1=Help   F3=Logoff   F4=Reset   F5=Wait   F6=Default   F12=Cancel
         Enter=Submit
    HFM3POPT のパラメーター内で START=TASK を指定した場合、または ZDT/CICS セッションを開始するために (START=TASK) を使用した場合は、有効なポート番号が指定されていれば、次のようなログオン・パネルが表示されます。
    ───────────────────────── Z Data Tools for CICS Logon ─────────────────────────
    
    
         Enter Logon parameters
    
         Userid . . . . . . . . USER
    
         Password . . . . . . .
    
         New Password . . . . .
    
         Profile data set . . . USER.HFI.HFIPROF
    
         Prefix . . . . . . . . USER      (Default prefix for data sets)
    
         Port . . . . . . . . . 2054
    
         Host name
    
    
    
    
         F1=Help   F3=Logoff   F4=Reset   F6=Default   F12=Cancel
  4. パスワードを入力し、Enter キーを押します。
  5. START=TASK オプションを使用する場合を除き、ZDT/CICS セッションを開始するバッチ・ジョブが実行依頼され、ZDT/CICS 基本オプション・メニューのように ZDT/CICS 基本オプション・メニューが表示されます。
    • ZDT/CICS バッチ・ジョブが実行依頼された後にメッセージ HFMCA016 (ジョブ jobname が応答しません) が表示された場合、この ZDT/CICS ジョブは失敗したか、キューに入れられた可能性があります。ジョブ・ログで詳細とエラー・メッセージを確認してください。

      ジョブ・ログが見つからない (ZDT/CICS ジョブが一度も開始していない) 場合は、HFMRDR DD ステートメントが CICS® 始動 JCL に正しく定義されていることと、十分な数のイニシエーターがご使用のシステムにあることを検証してください。詳しくは、CICS 始動プロシージャーの更新 を参照してください。

      バッチ・ジョブが失敗するかキューに入れられる理由としてよくあるのは、以下のものです。
      • ZDT/CICS プロシージャーの中のライブラリーの 1 つにアクセスするための十分な権限がない。システム・ログでセキュリティー・メッセージを確認してください。
      • TCP/IP が CICS® 領域でアクティブではない。ジョブ・ログの中の TCP/IP エラー・メッセージを調べて、TCP/IP が CICS® 領域でアクティブであることを確認してください。
      • CICS® ソケット・インターフェースが開始していない。
      • ジョブ名が重複している。ZDT/CICS ジョブ・カード 入力フィールドに別のユーザーが同じジョブ名を指定していないか、あるいは、前の ZDT/CICS ジョブがまだアクティブのままになっていないかを確認してください。
      • JCL エラーがある。ジョブ・ログで詳細を確認してください。
    1. ZDT/CICS 基本オプション・メニュー
      Process   Options   Help
     ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
    
     ZDT/CICS                      Primary Option Menu
    
     0  Settings      Set processing options                 User ID . : XYUSER
     1  View          View data                              CICS User : XYC5DFLT
     2  Edit          Edit data                              CICS Appl : C62D2FM5
     3  Utilities     Perform utility functions              Date. . . : 2022/10/10
     4  Templates     Template and copybook utilities        Time. . . : 11:32
     B  ZDT           HCL Z Data Tools
     I  ZDT/IMS       HCL Z Data Tools IMS component
     D  ZDT/Db2       HCL Z Data Tools Db2 component
     X  Exit          Terminate ZDT/CICS
    
     Processing Options:
      CICS Resource
      1  1. File
         2. Temporary Storage
         3. Transient Data
    
    
    
     Command ===>                                                                  
     F1=Help     F3=Exit     F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward  F10=Actions
     F12=Cancel
    注:
    オプション BI、および D を使用して、ユーザーはこの基本オプション・パネルから Z Data Tools および ZDT/IMS を起動できます。これらのオプションは、このアクセスを許可するよう Z Data Tools Base functionセキュリティーをカスタマイズしていない場合には表示されません。詳しくは、「他の Z Data Tools 機能への基本オプション・メニューからのアクセス」を参照してください。
  6. コマンド行に VER を入力して、ZDT/CICS および Z Common Components のリリース・レベルと PTF レベルを表示します。次のようなパネルが表示されます。
    
    HCL Z Data Tools Version 16 Release 1 Modification 1
    CICS Component
    (not APF authorized)
    
    Service Levels of installed components
    
                 Base       IMS        Db2        CICS       ZCC
    English      -NONE-     -NONE-     -NONE-     -NONE-     -NONE-
    注釈:
    1. ZDT/CICS を APF 許可で実行できないので、Z Data Tools を APF 許可にしたとしても、ここでは ZDT/CICS は常に「not APF authorized」として表示されます。
    2. 初めて ZDT/CICS をインストールしたときには、インストールしたそれぞれのコンポーネントに対して「-NONE-」が表示されます。その後で ZDT/CICS にサービスを適用すると、PTF 番号が表示され、インストールした各コンポーネントの PTF レベルが示されます。インストールしていないコンポーネントはまったく表示されません。

      日本語コンポーネントをインストールした場合、別の行が表示され、そのコンポーネントのサービス・レベルが示されます。

  7. 終了キー (PF3) を押して、VER 表示を終了します。
  8. コマンド行に VERCICS と入力して、すべての接続済み CICS® 領域で実行中の Z Data Tools バッチ・ジョブと ZDT/CICS のレベルとバージョンを表示します。次のようなパネルが表示されます。
      Process   Options   Help
     ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
     ZDT/CICS                      Primary Option Menu
                                      CICS Levels
    
      HCL Z Data Tools Version 1 Release 1 CICS Component
    
      Current PTF: -NONE-      Level: 1
    
         Connected ZDT/CICS Levels
         Sysid    Applid      Version    PTF        Level
                  C62D2FM5    V16R1      -NONE-         1
    
      Command ===>                                                   Scroll PAGE
      F1=Help     F3=Exit     F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward  F10=Actions
      F12=Cancel
    注釈:
    1. すべての相互接続された CICS® 領域 (HFM3LVL プログラムがこの領域で使用可能な場合) で実行中の Z Data Tools バッチ・ジョブおよび ZDT/CICS のバージョン、PTF レベル、およびバッファー・レイアウト・レベルが表示されます。
    2. Z Data Tools CICS® コンポーネントのレベルと、すべての ZDT/CICS プログラムのレベルは同一レベルにしてください。そうでない場合、一部の機能が失敗します。
    3. 相互接続された複数の CICS® 領域が表示される場合、各領域のレベルは実行中の ZDT/CICS バッチ・ジョブのレベルと同じである必要があります。レベルまたはバージョンが異なる場合、これらの値はエラーの可能性を示す赤色で強調表示されます。
    4. バージョンまたはレベルの違いは、保守が適用されていない ZDT/CICS のインスタンスがあるか、または保守が適用された後に CICS® 領域で ZDT/CICS プログラムがリフレッシュされていないことが原因である可能性があります。
    5. 接続されたシステム上で HFM3LVL が使用可能でない場合、「LOAD ERROR condition」というテキストが表示されます。その接続された CICS® 領域に HFM3LVL をロードできることを確認し、VERCICS コマンドを再試行してください。
    6. ZDT/CICS がインストールされている、相互接続された CICS® 領域の項目がリストに表示されない場合、これは次のいずれかを示します。
      • 領域へのアクティブ接続が、VERCICS コマンドが発行されたときに獲得されなかった。
      • ZDT/CICS プログラム HFM3CICS を、接続済み CICS® 領域にリンクおよびロードできなかった。
      • HFM3POPT の CONN オプションに TD キューが指定されていて、接続済み CICS® 領域の APPLID がこのキューに追加されていなかった。

      リモート領域へのアクティブ接続が獲得されていることと、HFM3CICS が使用可能であることを検証してから、VERCICS コマンドを再試行してください。

  9. 終了キー (PF3) を押して、VERCICS 表示を終了します。
  10. 終了キー (PF3) をさらに 2 回押して、ZDT/CICS を終了します。

これで、ACCEPT 処理を行うことによって、ZDT/CICS のインストールを完了できます。関係する手順は、「Z Data Tools Program Directory」に記述されています。