ジョブ制御スケルトンの調整

ZDT/IMS のいくつかのダイアログで、バッチ機能用の JCL が生成されます。このダイアログを使用して、ご使用のシステムで実行する JCL を生成する場合は、適切なジョブ制御が用意されている必要があります。これは、インストール・オプション、「設定」パネル、およびジョブ制御スケルトンによって行われます。

HFM1FTEX

ZDT/IMS のサンプル・ジョブ制御スケルトンは HFM.SHFMSLIB (HFM1FTEX) 内にあります。サンプル・スケルトンで次の DD ステートメントを変更する必要がある場合があります。

  1. STEPLIB DD ステートメントは、DSN=&HFMSMOD1 を指定します。ZDT/IMS は、HFM1POPT モジュール (指定されている場合) または HFM.SHFMMOD1 指定されていない場合) の LOADLIBパラメーターに指定されているいずれかの値に &HFMSMOD1 を設定します。そのため、Z Data Tools をデフォルト・ターゲット・ライブラリーにインストールしていない場合は、ターゲット Z Data Tools ロード・ライブラリーの名前を LOADLIB パラメーターに指定するか、この DD ステートメントを変更する必要があります。
  2. HFM1JIN DD ステートメントは、DSN=&HFM1SLIB を指定します。ZDT/IMS は &HFM1SLIB に、HFM1POPT モジュールの SKELLIB パラメーターに指定されている値 (指定されている場合) または HFM.SHFMSLIB (指定されていない場合) を設定します。そのため、Z Data Tools をデフォルト・ターゲット・ライブラリーにインストールしていない場合は、ターゲット Z Data Tools スケルトン・ライブラリーの名前を SKELLIB パラメーターに指定するか、この DD ステートメントを変更する必要があります。
  3. このスケルトン中の STEPLIB DD ステートメントには、ほかに次の 2 つのステートメントも 連結されています。
    //*        DD DSN=IGY.SIGYCOMP,DISP=SHR
    //*HFMCOB  DD DUMMY     Uncomment to force use of ZDT COBOL Compiler
    これは、HFM1FTEX の中でコメントとして現れます。

    上に示された最初のステートメント中の IGY.SIGYCOMP は、サポートされている、ライセンス交付を受けた COBOL コンパイラー・ライブラリーです。COBOL を利用する一部のバッチ機能にはこのライブラリーが必要です。サポートされる COBOL コンパイラー・ライブラリーを LINKLIST に追加しなかった場合は、* を除去することでこの行のコメントを外し、DSN を、ご使用の COBOL コンパイラー・ライブラリーの名前に変更してください。現在サポートされているすべてのバージョンの IBM® Enterprise COBOL (z/OS® 用および OS/390® 用) が Z Data Tools でサポートされています。

    IGYCDOPT の特別版を使用して Z Data Tools 用の COBOL コンパイラー・ライブラリーを作成した場合は、この DD ステートメントを使用して、COBOL テンプレートを使用するすべてのバッチ・ジョブに対して、このライブラリーを ZDT/IMS で使用可能にすることができます。Z Data Tools 用の特別版の IGYCDOPT については、Z Data Tools での COBOL コンパイラー・オプションの使用を参照してください。

    Z Data Tools には組み込み版の COBOL コンパイラーがあります。これは、サポートされる COBOL コンパイラーよりも優先して使用するか、サポートされる COBOL コンパイラーが Z Data Tools で使用可能になっていない場合に使用するためのものです。(Z Data Tools COBOL コンパイラーの使用 を参照。)

HFM1FTEX ジョブ制御スケルトンを変更する必要がある場合は、以下のようにします。

  1. メンバー HFM1FTEXHFM.SHFMSLIB からユーザー所有のソース・ライブラリーにコピーします。
  2. 必要に応じて、ユーザー所有のライブラリーで HFM1FTEX メンバーを変更します。
  3. HFM にある HFM.SHFMSAM11UMDB メンバーを、サイトの要件に応じて変更します。実行する必要のある変更については、usermod を参照してください。
  4. SMP/E usermod HFM1UMDB をインストールします。
注:
ZDT/IMS は、HFM1FTEX によって生成された JCL 内のジョブ・ルーティング制御ステートメントの自動生成のサポートは提供していません。