HCL Notes® 12 のさまざまな新機能および機能拡張について説明します。
以下のトピックでは、HCL Notes に関する情報を提供します。
HCL Notes® のユーザーインターフェースは、ビューメニュー、ツールバー、ナビゲーションペイン、サイドバーで構成されており、これらを使用すると使用頻度の高いアプリケーションに簡単にアクセスできます。
HCL Notes® を起動すると、メールやカレンダーなどのアプリケーションを開くように Notes を設定しない限り、デフォルトによりユーザーのホームページが開きます。デフォルトの [使い方] ページから、リリースの新機能、新規ユーザー向けの入門資料、役立つヒントなど、対象とする Notes クライアント情報をより迅速かつ容易に見つけることができます。最近使用したワークスペース、メール、カレンダーなどの Notes アプリケーションを起動できる [クイックリンク] タブもあります。
HCL Notes® ワークスペースは Notes で以前から使用されているユーザーインターフェースであり、Notes アプリケーションアイコンを含むページを表示します。
ブックマークとは、HCL Notes® アプリケーション、ビュー、文書、Web ページやニュースグループなどのインターネット要素を指すリンクのことです。ブックマークフォルダは複数のブックマークをまとめたものです。ブックマークフォルダにはブックマークや別のフォルダを含めることができます。
ビューには、同じような条件の特定の文書が表示されます。例えば、メールには [すべての文書] ビューがあります。このビューには、メールアプリケーションに含まれるすべての文書が表示されます。また、[送信] ビューには、送信済みの文書のみが表示されます。
1 つの文書を印刷したり、複数の文書を同時に印刷したりできます。また、ビュー (HCL Notes® アプリケーションの文書リスト) や、Notes と Web のフレームセットを印刷することもできます。
このセクションのトピックは、Notes の上級ユーザー向けに書かれたものです。
以下のトピックでは、HCL Notes の一般的なタスクについて詳しく説明します。
メールの送信や返信、署名の作成、受信ボックスの外観のカスタマイズを行うことができます。誤って送信したメールの取り消しや、不在通知を設定するなどの操作を行うこともできます。
会議のスケジュール、スケジュールの管理、ほかのカレンダーの追加などの操作を行うことができます。
実行する必要があるタスクを追跡したり、タスクを他のユーザーに割り当てることができます。
ユーザーに関する役職、住所、誕生日などの情報を保存できます。また、グループを作成してメーリングリストとして使用したり、連絡先をラベル形式で印刷するなどの操作を実行することもできます。
HCL Notes® アプリケーションには、各部門のフォームやポリシー文書などの目的に応じた情報が含まれます。また、メールメッセージなど同様の形式の文書が含まれる場合もあります。さらに、特定の項目に対して従業員が返答を投稿できる「ディスカッションアプリケーション」を作成している企業もあります。
Notes® ブログテンプレート (dominoblog.ntf) を使用して、ユーザー個人の Web ログ (ブログ) を作成できます。ブログアプリケーションを作成したら、そのアプリケーションを他の Notes® アプリケーション (NSF) ファイルと同じように開くことができます。ブログアプリケーションから、コンテンツやブログディスカッションの作成と管理を行うことができます。
このトピックでは、サーバーへの接続、サーバーに接続する方法、サーバー接続を設定するために知っておく事柄について説明します。
Notes® は、エージェント (マクロともいう) を使用してタスクを自動的に実行するようプログラムできます。エージェントは、文書の管理やメールの送信などの、繰り返し発生するタスクの実行に役立ちます
さまざまな手法を使って HCL Notes® とほかのアプリケーションとの間でファイルや図形を共有できます。
Notes® ローミングユーザーは、所属している組織内の、Notes がインストールされている任意のコンピュータからログインして Notes を使用し、その間自分の個人データを使用することができます。個人データには、Notes の多くのプリファレンスと連絡先、ブックマーク、ノートブック、フィード購読、オプションで Notes ワークスペースなどの個人情報が含まれています。Notes ウィジェットもローミングに 参加します。
使用する HCL Notes® アプリケーションのオフライン (ローカル) の複製を作成できます。このような複製は、レプリカと呼ばれます。
検索機能を利用して、文書、文書中のテキスト、アプリケーション、ユーザーを検索することができます。また、検索条件書式のタイプと検索範囲の設定を行うこともできます。
HCL Notes® のセキュリティ機能は、ワークスペースとデータを常に保護し、ユーザー本人と指定されたユーザーのみがデータにアクセスできるようにします。
ウィジェットと Live Text を使用すると、エンドユーザーは文書内の Live Text (メールを含む) を、そのユーザー用に作成されたウィジェット (.XML ファイル) を使用して表示し、アクションを実行できます。パワーユーザーと管理者は、ウィジェットを作成および編集し、それらをユーザーにデプロイすることで、Notes® フォーム、ビュー、XPage、文書または複合アプリケーション、サードパーティサービス (Web ページ、フィード、Google Gadget™ など) に対処させることも、特定の Notes ユーザーに対してクライアントプラグインを自動的にインストールまたは更新することもできます。