アクセス制御リスト

管理者アクセス権を持つユーザーのみが ACL を変更できます。データベースの設計者と管理者は連携して 1 つ以上のロールを作成し、データベースの特定のビュー、フォーム、セクション、またはフィールドへのアクセスを絞り込むことができます。管理または設計するデータベースでアクセス制御リストを使用する方法の詳細については、HCL Domino ® Designer ヘルプを参照してください。

ACL は、サーバー上に保存されているデータベースにのみ適用され、ローカルに保存されているデータベースには適用されません。ローカル データベースに変更を加え、そのデータベースをサーバーに複製する場合、複製ではサーバーの ACL で設定されているアクセス レベルが適用されます。たとえば、サーバー上のデータベースに対して読者アクセス権があり、データベースのローカル レプリカに新しいドキュメントを追加した場合、ローカル レプリカをサーバーに再度複製しても、新しいドキュメントはデータベースに追加されません。読者アクセスでは新しいドキュメントを作成することはできません。ただし、データベース設計者はデータベースのすべてのレプリカにわたって一貫した ACL を適用できるため、ローカル データベースでも ACL が適用されます。レプリカで ACL を適用する方法の詳細については、 「一貫したアクセス制御リストを適用する」を参照してください。

データベースの ACL を表示するには、データベースを開き、 [ファイル] > [アプリケーション] > [アクセス制御]を選択します。割り当てられたアクセス レベルを表示するには、リスト内の人物またはサーバーを選択します。ACL 内の特定のレベルに割り当てられているすべてのユーザーまたはサーバーを表示するには、「ユーザー、サーバー、グループ」ドロップダウン リストから表示するレベルを選択します。

次のトピックのいずれかをクリックします。

• アクセス制御リストにユーザーを追加し、アクセス レベルを設定するには
• データベースのアクセスレベル
• アクセス制御リストの追加権限
• アクセス制御リストからユーザーを削除するには
• アクセス制御リスト内のユーザーの名前を変更するには
• アクセス制御リストに名前の実効アクセス権を表示するには
• ロールの作成と管理