メールファイルのデザインをアップグレードする
管理者は、HCL Notes ®クライアントのアップグレード後にメール ファイル テンプレートが自動的にアップグレードされるようにアップグレードを管理できます。アップグレード後に初めてNotes ®クライアントを起動すると、 Notes ® は連絡先などのローカル アプリケーション テンプレートの設計のアップグレードを開始します。
管理者がメールテンプレートを自動的にアップグレードしないことを選択した場合、新しいリリースにアップグレードした後、初めてNotes ®にログインしたときに、[メールファイルデザインのアップグレード] ダイアログボックスが表示されます。
メールテンプレートをアップグレードしても、既存のメールメッセージ、個人フォルダやカテゴリ、文書リンク、その他の標準的なNotes ®機能は削除されません。ただし、アップグレードすると、パーソナル エージェントとカスタム フォームまたはビューがすべて削除されます。メール ファイル内のカスタマイズされたフォームまたはビューが設計変更の影響を受けないように設定することで、アップグレード プロセス中に変更されないように保護できます。この方法で保護しない場合は、機能をカスタマイズしなかった場合、または作成した機能を保持したくない場合にのみアップグレードしてください。アップグレードを拒否すると、アップグレードしたユーザーから受信するメールメッセージやメールビューにNotes ®の新機能が表示されなくなる可能性があります。
できること
アップグレードするように求められたら、次のいずれかを実行します。
- メールテンプレートをアップグレードするには、 「アップグレード」をクリックします。
- カスタム機能を保持し、現在のメール アプリケーションのデザインを使い続けるには、 [今後このメッセージを表示しない]をクリックし、 [キャンセル]をクリックします。
- 後でメール テンプレートをアップグレードするには、 [キャンセル]をクリックします。次回Notes ®にログインすると、[メール ファイルのデザインのアップグレード] ダイアログ ボックスが表示されます。