LDAP サービスがメール属性の値を構成する仕組み
LDAP サービスは、多数の場所で情報を検索することにより、mail 属性の値を構成します。
ユーザー文書、グループ文書、メール受信データベース文書、リソース文書の mail 属性に値を返すために、LDAP サービスは次の内容を検索します。
- 完全構成のインターネットアドレス。
- [インターネットアドレス] (InternetAddress)
- [短縮名] (ShortName) -- グローバルドメイン文書の [変換] タブにある [インターネットアドレス検索] フィールドが無効になっている場合、LDAP サービスは短縮名を参照しません。
- 転送先アドレス (MailAddress) -転送先アドレスは、 Notes ®メール ユーザーの場合、このフィールドのラベルですが、ユーザーに別のメール システムが指定されている場合は、ラベルが異なります。
- グローバルドメイン文書の [変換] タブにある [SMTP アドレス変換] セクションで指定されたアドレス変換ルール。 注:組織で複数のグローバル ドメイン ドキュメントを使用している場合、LDAP サービスは、[基本] タブの [デフォルトのグローバル ドメインとして使用]フィールドで指定されたデフォルト ドキュメントで指定された変換ルールを参照します。
- LDAP サービスを実行しているコンピュータのオペレーティングシステムから取得した DNS ドメイン名。構文は次のとおりです。
user's hierarchical name%notesdomain@hostname
たとえば、Samantha Daryn/Marketing/East/Renovations%Renovations@renovations.com のようになります。
注:拡張 ACL によって LDAPメール属性または対応するDomino ® InternetAdressフィールドへの LDAP サービス アクセスが拒否された場合、LDAP サービスは前のプロセスを完了できず、メール属性の値を返すことができません。