ディレクトリカタログに集約するフィールドを選択する
デフォルトでは、ディレクトリカタログは、集約対象としてサポートされている文書からのフィールドを集約します。
このタスクについて
| デフォルトで集約されるフィールド |
このフィールドを使用する文書 |
|---|---|
| タイプ |
All |
| FirstName |
ユーザー |
| MiddleInitial |
ユーザー |
| LastName |
LastName |
| 場所 |
ユーザー |
| MailAddress |
ユーザー |
| 短縮名 |
ユーザー |
| MailDomain |
ユーザー、グループ、メール受信データベース、リソース |
| InternetAddress |
ユーザー、グループ、メール受信データベース、リソース |
| MessageStorage |
ユーザー、メール受信データベース |
| メンバー |
グループ |
| AltFullName |
ユーザー |
| AltFullNameLanguage |
ユーザー 注:このフィールドは、デフォルトでは拡張ディレクトリ カタログでのみ集計されます。 |
| GroupType |
手順
- ディレクトリカタログ設定文書の [追加で取り込むフィールド名] フィールドを使用すると、上記以外のフィールドをディレクトリカタログに集約できます。間違いを避けるために、 HCL Domino ® Designerを使用して、 HCL Domino ®ディレクトリ テンプレートのフォームからフィールドをコピーして貼り付けます。OfficePhoneNumber必ず、フィールドのラベルではなく、フィールド自体をコピーしてください。
- ディレクトリカタログの設定オプションを使用して特定の種類の文書を除外するようにしていると、[追加で取り込むフィールド名] フィールドでその文書のフィールドを指定しても、その文書は集約されません。たとえば、[グループタイプ] オプションで [なし] を選択した場合は、[追加で取り込むフィールド名] フィールドに [メンバー] フィールドがリストされていても、Dircat タスクはグループ文書を集約しません。
- [追加で取り込むフィールド名] 設定フィールドを変更する場合は、以下の一般的な指針に従います。
- デフォルトで集約されるフィールドは削除しないでください。
- 拡張ディレクトリカタログでは、サーバーがディレクトリアシスタントを使用して、集約された完全なDomino ®ディレクトリ自体で不足している情報を直接検索する方法がないため、すべてのフィールドを集約することをお勧めします。Domino ®ディレクトリに追加されたカスタム文書を含む、集約された文書のすべてのフィールドを集約するには、 [含める追加フィールド] フィールドを空白のままにします。Domino ディレクトリに追加されたカスタム文書を含め、集約された文書からすべてのフィールドを集約する場合は、[追加で取り込むフィールド名] フィールドを空白のままにしておきます。
- 要約ディレクトリカタログでは、サイズをコンパクトに保つために、集約するフィールドをできるだけ少なくします。可能であれば、頻繁に変更されるフィールドを集約することは避けてください。集約すると、 Domino ® がディレクトリカタログ内のエントリを頻繁に更新し、その変更をディレクトリカタログの他のレプリカに複製する必要が生じるためです。
- LDAP サービスでサーバー上の拡張ディレクトリカタログを検索する場合、LDAP クライアントがデフォルトの設定に含まれないフィールドを頻繁に検索するのであれば、それらのフィールドも集約するようにします。
- サブフォームを使用してDomino ®ディレクトリテンプレートをカスタマイズする場合は、サブフォームのフィールドを[含める追加フィールド]フィールドに追加できます。要約ディレクトリ カタログにカスタム フィールドを追加する場合は、まずDomino ®ディレクトリからサブフォームをコピーし、Dircat タスクが実行されるディレクトリ カタログ データベースに貼り付けます。
- ステップ 1 から 3 までの一般指針に加えて、以下に示す特定の指針にも従ってください (表 2)。
表 2 。[追加で取り込むフィールド名] フィールドを変更する場合の特定の指針 追加で取り込むフィールド名
クライアントで使用する要約ディレクトリカタログ
拡張ディレクトリカタログ
Members (グループ文書)
ネットワークに接続していないHCL Notes ®ユーザーが他のユーザーの空き時間スケジュールを参照できるようにする場合にのみ追加します。[Members] フィールドを追加することは、一般にはお勧めしません。サーバー ディレクトリ カタログまたはディレクトリ アシスタンスを使用して、サーバーがセカンダリDomino ®ディレクトリからグループのメンバーを検索できるようにします。
(必須) Notes ®クライアントとサーバーがセカンダリDomino ®ディレクトリからグループのメンバーを検索できるようにします。
AltFullName、AltFullNameLanguage (ユーザー文書から)
ディレクトリカタログ内のユーザーが証明書で別名を使用する場合に追加します。
(推奨) 認証された別名を組織で使用していない場合でも、このフィールドを含めます。
HTTPPassword (ユーザー文書から)
推奨されません。
インターネットクライアントの認証で、サーバーがディレクトリカタログ内でインターネットパスワードを参照できるようにする場合に追加します。
UserCertificate (ユーザー文書から)
推奨されません。
インターネットクライアントの認証で、サーバーがディレクトリカタログ内で X.509 証明書を参照できるようにする場合に追加します。