HCL Domino® 12 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
HCL Domino 12.0 では、以下の新機能が導入されています。
新しい Domino ディレクトリー設計 (pubnames.ntf) は、管理者の使いやすさを向上させるいくつかのスタンドアロンの機能強化を提供します。
notes.ini 設定のリストは、Domino ディレクトリー内のどこに表示されてもアルファベット順に表示されます。
HCL Domino 12.0.1 では、以下の新機能が導入されています。
これらは、Domino 12 で提供されるインストールおよびセットアップの機能と拡張機能です。
HCL Domino® 12 では、以下のようなセキュリティ機能と拡張機能を提供します。
HCL Domino® 12 では、Domino 添付ファイルとオブジェクト・サービス (DAOS) に以下の新機能と拡張機能が追加されました。
次の機能は、HCL Notes® のエンドユーザー・エクスペリエンスに関連しています。
HCL Domino® 12 では、以下の複製機能が強化されました。
バックアップおよびリストア機能は、Domino 12 サーバーに統合されています。
[メール受信データベース/リソース]ビューに、メール受信データベースのインターネット・アドレスが表示されるようになりました。また、そのビューからメール受信データベースを開くための [データベースに移動] ボタンが追加されました。
Domino ディレクトリーにグループを作成する際に、LDAP 検索クエリに基づいてグループのメンバーを取り込めるようになりました。
630 ビットおよび 512 ビットの公開鍵オプションは、Notes ID に適用できなくなります。「4.6 以上」のパスワード検証オプションは、インターネットパスワードの強度に適用できなくなりました。
管理者の便宜のために、Domino ディレクトリーのさまざまなフィールドで選択できる TLS 暗号のシンボリック名の横に 16 進コードが表示されます。
Domino ディレクトリーのナビゲーション・アウトラインや、[ユーザーの追加] などのアクション・ボタンの表示に、アプレットが使用されなくなりました。
開いているサーバー文書で [サーバー設定の検索] ボタンをクリックすると、そのサーバーに関連するすべての構成設定文書が表示されます。
開いているユーザー文書から [グループの検索] ボタンをクリックすると、ユーザーが属しているすべてのグループ (他のグループを通じてメンバーになっているグループも含む) を確認できます。
セキュリティーを強化するために、管理者は Web サイト文書で有効にする HTTP メソッドを明示的に選択できるようになりました。
Active Directory パスワード同期により、Active Directory 情報を Domino に同期している Windows ユーザーは、自分の Windows パスワードを Domino HTTP と Notes ID のパスワードに適用できます。
管理プロセスの名前変更のユーザー要求により、HCL Verse ユーザー・プロファイルの名前が更新されるようになりました。
HCL Domino® 12 では、データベース用の新しいオンディスク構造 (ODS) バージョンであるODS 55 が導入されています。
MarvelClient と Domino の統合に関して、以下の改善が行われました。
Domino 12.0 では、個々のユーザーが Domino ドメイン全体で持っている最上位の資格を収集するための新しい内部メカニズムが提供されています。データベースの ACL に読者権限以上で表示されるユーザーがサーバーにアクセスする権限を持っている場合、その ユーザーは資格のあるユーザーと呼ばれます。
DOTS は Domino 12 で再び利用可能になりました。
新しい Java™ ランタイム環境 (JRE) は、HCL Domino® 12 と HCL Domino Designer 12 で提供されます。
Domino 12 では、TCP/IP ポートのバッファーのデフォルト・サイズを 4000 から 8000 に変更しました。
以下のコンポーネントは廃止されました。