Domino® サーバーのサイレントセットアップを使用する
サイレントセットアップは、サーバーの設定プロフィールを実行する際に、セットアップ画面を表示しない方法です。サイレントセットアップは、設定中のサーバーで、またはクライアントシステムから実行できます。
このタスクについて
保留中のリブートアクションがある場合は、セットアップコマンドを実行する前に、それらを実行します。
サーバーでサイレントセットアップを実行するには
このタスクについて
手順
- サーバーシステムに Domino® サーバーのプログラムファイルをインストールします。ただし、Domino® サーバーセットアッププログラムは実行しないでください。
- サーバーのコマンドプロンプトで、Domino® プログラムディレクトリーから次のいずれかを実行します。
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
nserver -silent c:\myprofile.pds
- UNIX™ サーバー上で次のように入力します。
server -silent /myprofile.pds
注: プロフィールファイルがルートディレクトリーにない場合は、コマンドでプロフィールのフルパスを指定します。注: nserver -help または server -help と入力すると、サーバーセットアッププロフィールの処理で使用できるパラメーターがすべて表示されます。
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
- プロフィールで、パスワードを必要とする既存のサーバー、認証者、管理者 ID を使用する場合は、次の手順を実行します。
- パーティションサーバーのセットアップを行っている場合は、コマンドラインに = パラメーターを追加して、このパーティションの Domino® データディレクトリー内の NOTES.INI を指定します。例えば、Windows™ では次のように入力します。
nserver -silent c:\myprofile.pds =c:\domino\data2\notes.ini
- Domino® データディレクトリー内の errorlog.txt ファイルをチェックして、セットアップが完了したことを確認します。または、セットアップ中に生成されたエラーメッセージを表示します。
Domino® Administrator のある Windows™ クライアントからサイレントセットアップを実行するには
手順
- クライアントシステムに Domino® Administrator をインストールするときは、[リモートサーバーセットアップ] を選択するようにしてください。
- サーバーシステムに Domino® サーバーのプログラムファイルをインストールします。ただし、Domino® サーバーセットアッププログラムは実行しないでください。
- サーバーシステムのコマンドプロンプトで、Domino® プログラムディレクトリーから次のいずれかを実行します。
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
nserver -listen
- UNIX™ サーバー上で次のように入力します。
server -listen
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
- クライアントシステムのコマンドプロンプトで、Notes® プログラムディレクトリーから次のように入力します。
serversetup -silent c:\myprofile.pds -remote serveraddress
myprofile は指定した設定プロフィールの名前で、serveraddress は設定中のサーバーのホスト名またはネットワークアドレスです。
注: プロフィールファイルがルートディレクトリーにない場合は、コマンドでプロフィールのフルパスを指定します。 - プロフィールで、パスワードを必要とする既存のサーバー、認証者、管理者 ID を使用する場合は、次の手順を実行します。
- パーティションサーバーのセットアップを行っている場合は、コマンドラインに = パラメーターを追加して、このパーティションの Domino® データディレクトリー内の NOTES.INI を指定します。例えば、Windows™ では次のように入力します。
serversetup -silent c:\myprofile.pds -remote serveraddress =c:\domino\data2\notes.ini
- Notes® データディレクトリー内の errorlog.txt ファイルをチェックして、セットアップが完了したことを確認します。または、セットアップ中に生成されたエラーメッセージを表示します。
Domino® Administrator のない Windows™ クライアント、または UNIX™ ワークステーションからサイレントセットアップを実行するには
このタスクについて
サーバーシステムに Domino® サーバーのプログラムファイルをインストールします。ただし、Domino® サーバーセットアッププログラムは実行しないでください。
手順
- サーバーシステムのコマンドプロンプトで、Domino® プログラムディレクトリーから次のいずれかを実行します。
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
nserver -listen
- UNIX™ サーバー上で次のように入力します。
server -listen
- Windows™ サーバー上で次のように入力します。
- クライアントシステムに Java™ Runtime Environment をインストールします。
- クライアントシステムに一時ディレクトリーを作成します。たとえば、コマンドプロンプトで次のように入力します。
- Windows™ クライアント上で:
mkdir c:temp
- UNIX™ ワークステーション上で:
mkdir /temp
- Windows™ クライアント上で:
- 以下のいずれかを実行します。
- Windows™ クライアントでは、リモートセットアップファイル CFGDOMSERVER.JAR、JHALL.JAR、REMOTESETUP.CMD を、サーバーからクライアントシステム上に作成したディレクトリーにコピーします。これらのファイルは、サーバーの C:\Domino program directory にあります。
- UNIX™ ワークステーションでは、リモートセットアップファイル CFGDOMSERVER.JAR、JHALL.JAR、REMOTESETUP を、サーバーからワークステーションに作成したディレクトリーにコピーします。これらのファイルは以下のディレクトリーにあります。
IBM® AIX® サーバー上の /Domino program directory/notes/latest/ibmpow/
Linux™ サーバー上の /Domino program directory/notes/latest/linux/
- クライアントシステムのコマンドプロンプトで、Notes® プログラムディレクトリーから次のように入力します。
remotesetup -silent c:\myprofile.pds -remote serveraddress
myprofile は指定した設定プロフィールの名前で、serveraddress は設定中のサーバーのホスト名またはネットワークアドレスです。
注: プロフィールファイルがルートディレクトリーにない場合は、コマンドでプロフィールのフルパスを指定します。 - プロフィールで、パスワードを必要とする既存のサーバー、認証者、管理者 ID を使用する場合は、次の手順を実行します。
- パーティションサーバーのセットアップを行っている場合は、コマンドラインに = パラメーターを追加して、このパーティションの Domino® データディレクトリー内の NOTES.INI を指定します。例えば、Windows™ では次のように入力します。
remotesetup -silent c:\myprofile.pds -remote serveraddress =c:\domino\data2\notes.ini
- errorlog.txt ファイルをチェックして、セットアップが完了したことを確認します。または、セットアップ中に生成されたエラーメッセージを表示します。