追加の組織認証者 ID を作成する
ドメインに最初のサーバーを設定するときは、組織認証者を作成します。
このタスクについて
階層名体系で、複数の組織と 1 つの Domino® ディレクトリーという構成が必要とされる場合には、追加の組織認証者 ID を作成する必要があります。
手順
- Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
- [ツール] ペインで、 を選択します。
- オプション: 登録サーバーを変更するには、[登録サーバー] をクリックし、適切なサーバーを選択して、[OK] をクリックします。この登録サーバーは、Domino® ディレクトリーが複製されるまで認証者文書が最初に保管されるサーバーです。システム管理プリファレンスで登録サーバーを指定していない場合は、デフォルトで次の登録サーバーが選択されます。
- ローカルサーバー (ローカルサーバーが存在し、そのサーバーに Domino® ディレクトリーがある場合)
- NOTES.INI ファイルの
NewUserServer設定で指定されているサーバー - システム管理サーバー
- [ID ファイルの設定] をクリックして、Domino® が認証者 ID を保管する場所を変更します。認証者 ID ファイルは、新規サーバーやユーザーの登録時にアクセスしやすい一方で、誤って使用することのない安全な場所に保存してください。デフォルトでは、認証者 ID は C:\ に保存されます。
- 次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 1. 追加のオーガナイザー ID フィールドとアクション フィールド
アクション
組織名
組織の名前を入力します。最初の Domino® サーバー設定時に作成された組織認証者 ID で使用された組織名とは別の名前を入力します。
国/地域コード
組織の本社がある国または地域のコードを追加すると、他の組織と同じ名前になる可能性が低くなります。カントリーコードまたはリージョンコードは、組織名を国内または国際標準化団体に登録している場合にのみ入力します。多国籍企業の場合は、オフィスのある国または地域を入力できます。ただし、組織名がそこで登録されている場合に限ります。
認証者のパスワード
認証者のパスワードを大文字と小文字を区別して入力します。このパスワードで使用する文字は、[パスワードクオリティスケール] フィールドで指定したレベルにより異なります。
パスワードクオリティスケール
パスワードの複雑さのレベルを選択します。デフォルトのレベルは 8、最高は 16 です。
[セキュリティーの種類]
[アメリカ・カナダのみ] (デフォルト) か [インターナショナル] のいずれかを選択します。実際には、アメリカ・カナダのみの ID とインターナショナル ID の間に違いはありません。
認証の要求先 (システム管理者)
再認証要求を扱うシステム管理者の名前を入力します。ここで指定した名前は、Domino® ディレクトリーの認証者文書に表示されます。別の場所にいる管理者の認証者 ID を作成する場合は、このフィールドにその管理者名を入力します。
場所
認証者文書の [ロケーション] フィールドに表示される文字を入力します。
コメント
(オプション) 認証者文書の [コメント] フィールドに表示される文字を入力します。
- [登録] をクリックします。