Domino® ディレクトリサーバーのどのレプリカが使用できるかをディレクトリアシスタントで制御する

構成ディレクトリは、ドメインの Domino® ディレクトリのコンパクトな選択レプリカで、Domino® の設定情報のみを含んでいます。構成ディレクトリを持つサーバーは、ユーザー文書やグループ文書にある情報のようなディレクトリサービス関連の情報を、リモートサーバーにあるドメイン 1 次 Domino® ディレクトリの完全レプリカで検索します。

このタスクについて

1 次 Domino® ディレクトリのディレクトリアシスタント文書は、構成ディレクトリを持つサーバーで使用する [ディレクトリアシスタント] データベースに作成できます。リモート 1 次 Domino® ディレクトリのレプリカのうち、サーバーが使用できる可能性があるものを指定するには、次を実行します。この操作は必須ではありません。ディレクトリアシスタントを使用しない場合、構成ディレクトリを持つサーバーは、デフォルトの組み込みロジックを使用して、1 次 Domino® ディレクトリの使用に必要なリモートレプリカを検索します。

ディレクトリアシスタントを設定して、1 次 Domino® ディレクトリサーバーのどのリモートリレプリカが使用できるかを制御する場合は、ディレクトリアシスタント文書の主要オプションを以下のように選択します。

[基本] タブで次の操作を行います。

  • [ドメインタイプ] の隣で [Notes] を選択します。
  • [ドメイン名] の隣に、構成ディレクトリを持つサーバーのドメインを入力します。
  • [グループの許可] の隣で [いいえ] を選択します。サーバーは、[いいえ] が選択されていても、1 次 Domino® ディレクトリレプリカにあるグループを使用して、データベースアクセスを認証できます。これは、1 次 Domino® ディレクトリがこの用途に関して常に信頼されるためです。[はい] が選択できるのは [ディレクトリアシスタンス] データベースにある 1 つのディレクトリだけであるため、[ディレクトリアシスタント] データベースにある他のディレクトリについて [グループの許可] の使用を予約する場合は、[いいえ] を選択します。

[レプリカ] タブで、ディレクトリのフェイルオーバーを必ず設定します。