LDAP サービスを開始および停止する
LDAP サービスの開始と停止は、自動的に行うことも、サーバーコンソールでコマンドを使用して行うことも可能です。
目的 |
作業内容 |
---|---|
起動時に LDAP サービスを自動的に起動する Domino® |
NOTES.INI ファイルの |
LDAP サービスを手動で開始する。 |
コンソールから「Load LDAP」と入力します。 |
LDAP サービスを停止して再開する。 |
コンソールから「Restart Task LDAP」と入力します。 |
LDAP サービスを停止する。 |
コンソールから「Tell LDAP Quit」と入力します。 |
Domino® ディレクトリのシステム管理サーバー上で動作している LDAP サービスで LDAP クライアント要求を処理しないようにする
Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで LDAP 要求を処理しないようにできます。また、その処理を同じドメインで LDAP サービスを実行している他のサーバーに回すことができます。たとえば、システム管理サーバーの LDAP ポートがオペレーティングシステムと競合している場合に、システム管理サーバーでは LDAP 要求を処理できないようにします。Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで LDAP ポートを無効にすると、そのサーバーの LDAP サービスは、スキーマデーモンの実行とドメインのディレクトリツリーの検証は続けますが、LDAP クライアントの要求を受け入れなくなります。
LDAP ポートを無効にするには:
- Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーのサーバー文書を開きます。
- [サーバーの編集] をクリックします。
- タブをクリックします。
- [SSL ポートステータス] フィールドと [TCP/IP ポートステータス] フィールドで、[無効] を選択します。
- [保存して閉じる] をクリックします。
- 必要に応じて、上記の変更がドメインの Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーに複製されるのを待ち、複製された後、Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで次のコマンドを入力して、変更を反映します。
Restart Task LDAP
サーバーコンソールに次のメッセージが表示されます。
LDAP Server: No ports enabled, listener not started but control task running to maintain schema.
ドメインの LDAP サービスを無効にする
ドメイン内のどのサーバーでも LDAP サービスを実行しないようにする場合は、Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで LDAP サービスを実行できないようにします。そのためには、システム管理サーバーで以下の操作を実行します。
- NOTES.INI の
DisableLDAPOnAdmin=1
設定を追加します。 ServerTasks
NOTES.INI 設定から LDAP を削除します。