リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書で Domino® サーバー用の名前とパスワードを指定する

リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書にある [LDAP] タブの [認証資格情報 (オプション)] セクションで、ユーザーの識別名とパスワードを入力できます。Domino® サーバーは、リモート LDAP ディレクトリサーバーに接続する場合、リモート LDAP ディレクトリサーバーが Domino® サーバーを認証できるようにその名前とパスワードを提示します。

このタスクについて

名前とパスワードが指定されない場合、Domino® サーバーは、匿名でリモート LDAP ディレクトリサーバーに接続しようとします。リモート LDAP ディレクトリサーバーが匿名アクセスを許可しない場合は、名前とパスワードを指定する必要があります。

識別名は [ユーザー名] フィールドに、パスワードは [パスワード] フィールドに入力します。この名前とパスワードは、リモート LDAP ディレクトリの有効な名前とパスワードに一致している必要があります。識別名を LDAP 形式で入力します (例えば、cn=domino server,o=renovations)。

次の手順を実行して、ディレクトリアシスタント文書を暗号化して名前とパスワードへのアクセスを制限します。

手順

  1. ディレクトリアシスタント文書を右クリックし、[プロパティ] を選択し、[キー] タブをクリックします。
  2. [パブリック暗号キー] フィールドに、以下を入力します。
    • ディレクトリアシスタント文書にアクセスする必要がある各システム管理者の名前
    • リモート LDAP ディレクトリサーバーに接続したり、変更を [ディレクトリアシスタント] データベースに複製したりする文書を使用する各 Domino® サーバーの名前
      注: 少なくとも 1 つのシステム管理者名を追加してください。追加しないと、だれもディレクトリアシスタント文書を開くことができません。

タスクの結果

指定されたシステム管理者とサーバーのみが文書にアクセスできるように、それらのパブリックキーで文書は暗号化されます。