ドメイン索引に含めるデータベースを選択する
インデックスサーバーは、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [設計] タブで [サイト検索に含む] オプションがオンに設定されているデータベースをクロールします。
このタスクについて
データベース管理者は、まずドメインカタログの非表示ビュー $MultiDbIndex を使用して、索引に含めるために選択されているデータベースを確認します。ドメイン索引に含めることが適切ではないデータベース (個人的なメールデータベースや、重要性の低いデータベースなど) がこのビューに表示されているとき、または重要なデータベースがこのビューに表示されないときは、$MultiDbIndex ビューの選択式をカスタマイズするか、Domino® Administrator を使用して、データベースを含めるかまたは除外します。
$MultiDbIndex を使用して索引が作成されるデータベースを表示する
手順
- Domino® Administrator で を選択します。
- ドメインのカタログを作成するサーバーを選択し、[ドメインカタログ]を選択します。
- [Ctrl] + [Shift] キーを押し、[開く] をクリックします。
ドメインカタログが開き、その非表示ビューが表示されます。
- ビューペインで、[$MultiDbIndex] をクリックします。
このビューには、ドメイン索引に含める各データベースのレプリカ ID が表示され、その後にそのレプリカに関する情報が 1 行ずつ表示されます。
注: 索引を作成するためにデータベースの複数のレプリカが選択された場合、ドメイン検索では、最も多くの文書を含むレプリカが選択されます。
$MultiDbIndex を使用して索引が作成されるデータベースを変更する
このタスクについて
ドメイン索引に含めるデータベースの制御は、$MultiDbIndex ビューの選択式をカスタマイズする方法が最も簡単で同時に最適です。
カスタマイズした選択式の例を次に示します。この例では、インデックスサーバーは [サイト検索に含む] 設定を無視し、名前に「hub」を含むサーバー上にある smoketestdata ディレクトリのデータベースだけに対して索引を作成します。
SELECT @IsAvailable(ReplicaID) & @IsUnavailable(RepositoryType) & @Contains((pathname); "smoketestdata") & @Contains((server); "hub")
Domino® Administrator を使用して索引が作成されるデータベースを変更する
このタスクについて
Domino® Administrator を使用すると、複数のデータベースで同時に [サイト検索に含む] オプションをオンまたはオフにできます。
手順
- Domino® Administrator で、ドメイン索引に含める、または除外するデータベースを含むサーバーを選択します。
- [ファイル] タブをクリックします。
- 含める、または除外する各データベースの ACL で [管理者] としてのアクセス権が設定されていることを確認します。注: [ファイル] タブでデータベースを右クリックして、 を選択し、その ACL を表示できます。注: ACL がデフォルトでアクセスを制限しているデータベースを含めるには、LocalDomainServers または LocalDomainCatalogServers グループがそのデータベースに対し、少なくとも [読者] のアクセス権を持っている必要があります。
- 含めるまたは除外するデータベースを選択します。
注: 索引を作成するサーバーを制限する予定にしていて、それらのサーバーにレプリカを配置した場合、元のデータベースで [サイト検索に含む] データベースプロパティが設定されていても、ここでそれらのレプリカを選択する必要がある場合があります。これは、この設定が必ずしも複製されるとは限らないためです。
- [ツール] ペインで を選択します。
- [有効] または [無効] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- 含めたデータベースごとにカテゴリを割り当てます。