破損した IMAP メールファイルを Fixup を使用して再度使用可能にする
IMAP 対応のメールファイルが破損した場合、一連のタスクを実行して復旧できます。
このタスクについて
- Fixup を実行します。
- メールファイルでの IMAP の使用を不可にします。
- メールファイルでの IMAP の使用を再度可能にします。
破損したメールファイルを復旧できない場合は、サポートにお問い合わせください。
破損した IMAP メールファイルを復旧するには、Fixup タスクでそのメールファイルのデータベースに排他的にアクセスする必要があります。
手順
- サーバーをシャットダウンします。
- コマンドプロンプトから Domino® プログラムディレクトリに変更します。例えば、Domino® をデフォルトのロケーションにインストールした場合、次のように入力します。で指定したストリングを置換する場合は、このボタンをクリックします。
cd c:\HCL\domino
- 特定のメールファイルで Fixup を実行するには、次のように入力します。
nFixup path\mail file nFixup mail\user.nsf
注: トランザクションログが有効な場合、-j
スイッチを指定して Fixup を実行します。たとえば、次のようになります。nFixup -j mail\user.nsf
IMAP メールファイルを使用不可にする
このタスクについて
メールファイルで IMAP 固有の機能を使用不可にする必要がある場合、-e-
のオプションファイルを使用してメール変換ユーティリティを実行します。次の例では、Notes® データディレクトリの \MAIL サブディレクトリにあるメールデータベース USER.NSF の IMAP 機能を削除します。
load convert -e- mailuser.nsf
注: UNIX™ システムでは、階層のセパレータとして、バックスラッシュ (\) ではなくフォワードスラッシュ (/) を使用します。たとえば、次のように入力します。
load convert -e- mail/user.nsf