1 つの 2 次 Domino® ディレクトリに対するディレクトリアシスタントの例

X 社では、ドメイン A とドメイン B を使用しています。両方のドメインには専用の [ディレクトリアシスタント] データベースが作成されていて、これには互いにもう一方のドメインの Domino® ディレクトリに対するディレクトリアシスタント文書が含まれています。これによって、各ドメインのユーザーは、もう一方のドメインにいるユーザーにメールを容易に送信できます。また、各ドメインのサーバーは、データベースアクセスの認証時にもう一方のドメインのディレクトリでグループを検索できます。この方法を使用せず、両ディレクトリの文書を含む 1 つの [ディレクトリアシスタント] データベースのレプリカを双方のサーバーで使用すると、グループ認証で有効にできるのは、いずれか一方のドメインのディレクトリのみになります。

このタスクについて

ドメイン間のネットワーク接続が低速なので、ドメイン A の 2 つのサーバーにドメイン B のディレクトリのレプリカを作成して、ドメイン A のサーバーで使用するようにします。また、ドメイン B の 2 つのサーバーにドメイン A のディレクトリのレプリカを作成して、ドメイン B のサーバーで使用するようにします。

次の表は、ドメイン A のサーバーが使用する [ディレクトリアシスタント] データベースにおける、ドメイン B のディレクトリアシスタント文書の設定です。ドメイン B では、その [ディレクトリアシスタント] データベースで、同様に設定されたドメイン A のディレクトリアシスタント文書を使用します。

1. ドメイン B のディレクトリアシスタント文書

[基本] タブ

目次

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ドメインタイプ

Notes®

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ドメイン名

ドメイン B

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会社名

Company A

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検索順

「なし」

--

このドメインを利用可能にする先

以下のいずれかを選択。

  • Notes® クライアントとインターネットの認証/許可
  • [LDAP クライアント]

ドメイン A のサーバーがすべてのディレクトリアシスタントサービスでドメイン B のディレクトリを使用できるようにします。

グループの許可

はい

ドメイン A のサーバーでデータベースアクセスを認証する際に、ドメイン B のディレクトリでグループを参照できるようにします。

有効

はい

--

[名前付けのコンテキスト (ルール)] タブ

N.C.1:

*/ */ */ */ */ *

[有効] - [はい]

[資格情報を信用] - [はい]

ドメイン A のサーバーがディレクトリにあるすべての名前を検索できるようにします。ディレクトリに登録されているすべてのインターネットユーザーをサーバーが認証できるように、[資格情報を信用] を選択します。

[レプリカ] タブ

レプリカ 1

サーバー名: Server1/DomainA

ディレクトリファイル名: DOMANAMES.NSF

ドメイン A のディレクトリの複数のレプリカが指定されています。これは、使用可能なレプリカの検索にディレクトリアシスタントフェイルオーバー方式が使用されることを示します。

レプリカ 2

サーバー名: Server2/DomainA

ディレクトリファイル名: DOMANAMES.NSF

ドメイン A のディレクトリの複数のレプリカが指定されています。これは、使用可能なレプリカの検索にディレクトリアシスタントフェイルオーバー方式が使用されることを示します。