DB2 データベース接続

サーバー ODBC 接続を設定する前に、最新バージョンの BES\Shared\Database\DB2Schema をダウンロードし、次のコマンドを使用して、Windows オペレーティング・システム上に BigFix データベースを作成します。
<script_location>\DB2createdb.bat <DB2 Admin User> <DB2 Admin Password> <drive letter>
例えば、次のようになります。
C:\TEMDB2\DB2createdb.bat db2admin db2_password C:

データベースを作成したら、以下の手順を実行して、サーバー ODBC 接続を設定します。

  1. Microsoft Open Database Connectivity (ODBC) データ・ソース・アドミニストレーター・ツールを開き、以下の手順に示されているとおりに、新規データ・ソース bes_bfenterprise_db2 を作成します。
    64 ビット・バージョンの Windows オペレーティング・システム (Windows 2008 R2 など) には、以下のバージョンの ODBC データ ソース アドミニストレーター・ツール (Odbcad32.exe) が含まれています。
    • 32 ビット・バージョンの Odbcad32.exe ファイルは、%systemdrive%\Windows\SysWoW64 フォルダーにあります。
    • 64 ビット・バージョンの Odbcad32.exe ファイルは、%systemdrive%\Windows\System32 フォルダーにあります。
    このツールにより、新規ユーザー・データ・ソースが追加されます。
  2. 「新規データ・ソースの作成」ウィンドウで、新規ユーザー・データ・ソースを追加するドライバーを選択し、「完了」 をクリックします。

  3. ドライバー固有のセットアップ・ダイアログ・ボックスで、データ・ソース名、DB2 データベース別名、および説明を入力します。

  4. 「CLI/ODBC 設定」ウィンドウで、「詳細設定」 をクリックします。

  5. 以下の ODBC パラメーターを追加します。

  6. ODBC 接続をテストしてから、BigFix のインストールで作成された MSSQL ODBC を削除します。
  7. BESAdmin 管理ツールを実行するために、以下のレジストリー・キーを作成します。
    • HKEY_CURRENT_USER\Software\BigFix\BFEadmin\Database
      name = dsn
      type = REG_SZ 
      Value = bes_bfenterprise_db2
    • HKEY_CURRENT_USER\Software\BigFix\BFEadmin\Settings
      name = AllowCustomUsername
      type = REG_DWORD
      Value = 1
  8. BESAdmin.exe を実行して、スキーマを作成し、データベースにデータを設定します。以下のログ・ファイルを参照してください。C:\Documents にある BESAdmin.log と、Settings\Administrator\Local Settings\Application Data\BigFix にある BESAdminDebugOut.txt のログ・ファイルです。
  9. データベースに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。

  10. 以下のレジストリー・キーを作成して、BESRootServer サービスを DB2 に接続します。
    name = User
    type = REG_SZ
    Value = db2admin
    name = Password
    type = REG_SZ
    Value = Bigfix11
    name = DSN
    type = REG_SZ
    Value = bes_bfenterprise_db2
    これらを HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\Database の下に作成します。
  11. DB2 データベースを使用する前に、以下のサーバー・フォルダーの内容を削除します。
    %PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfmirror\bfsites
    %PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfsites
    %PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Server\Mirror Server\Inbox
  12. すべての BigFix サービスを再始動します。