主要概念

モバイル・デバイス管理 (MDM)

モバイル・デバイス管理 (MDM) は、職場で使用されるラップトップ、携帯電話、タブレットなどの最新デバイスをモニター、管理、保護することにより、組織のデータおよびデバイスのセキュリティーを高めます。IT チームと管理者は、組織の機密情報にアクセスするそのようなデバイスにポリシーを配信して、最新デバイスのコントロールを徹底し、企業ネットワークの安全性を確保します。MDM ソリューションを使用することにより、IT 管理者はモバイル・デバイスでエンタープライズ・レベルのセキュリティー・ポリシーを構成して、企業での使用に適したモバイル・デバイスへと変えられます。

BYOD

独自のデバイスを持ち込む (BYOD) とは、従業員が所有する個人所有のデバイスを使用して組織ネットワークに接続し、業務関連システムや機密データにアクセスすることを指します。

完全管理対象デバイス

Android Enterprise デバイス所有者または完全管理対象モードとは、単一ユーザーに関連付けられた会社所有のデバイスを管理し、仕事専用として使用し、個人的な利用はしないことを指します。

Kiosk または専用デバイス

専用デバイスは、会社が所有する完全管理対象デバイスで、特定の業務目的のみに使用されます。

デバイス所有者

会社所有のデバイスで、会社の IT 管理者がデバイスを完全に制御できるものです。

プロファイル所有者

BYOD (従業員所有) デバイスは、IT 管理者が仕事用プロファイルのみを制御するプロファイル所有者デバイスとも呼ばれます。これにより会社はユーザーのプライバシーに侵害することなく、デバイス上の企業データを保護できます。

MCM クラスター

MCM クラスターは Kubernetes クラスターであり、MDM サーバー、制御とストレージ、BigFix インターフェース用に相互接続された多数のコンテナーからなります。各コンテナーは、独自のポッドで構成されます。

Kubernetes

Kubernetes はオープン・ソース・コンテナー・オーケストレーション・エンジンで、コンテナー化されたアプリケーションのデプロイメント、スケーリング、管理を自動化します。詳しくは、『https://kubernetes.io/docs/home/』を参照してください。

コンテナー

コンテナーは基礎となるホスト・インフラストラクチャーからアプリケーションを分離します。これにより、異なるクラウド環境または OS 環境でのデプロイメントが容易になります。