BigFix を使用した拡張サポート・パッチの適用

拡張サポート (EUS および ELS) パッチ Fixlet は、BigFix ですべての RHEL パッチを適用したのと同じ方法で適用できます。

拡張サポート (EUS および ELS) パッチ Fixlet を BigFix で適用するには、 ベースラインに含め、メンテナンス・ウィンドウを使用し、パッチ・ポリシー (2020 年 12 月に予定) にも含めます。

EUS または ELS パッチに対するアクションを実行する Fixlet は、BigFix の他のパッチ Fixlet に対して個別に、または複数のアクション・グループの一部としてアクションを実行するのと同じように機能します。ただし、複数パッケージのベースラインで EUS および ELS Fixlet を使用するには、図に示すように、細部に少し注意する必要があります。

RHEL サイト用の標準パッチにサーバー、クライアント、およびワークステーションのマルチ・パッケージ・ベースラインをインストールするための個別の Fixlets と同様に、拡張更新サポートのバージョンごとにマルチ・パッケージ・ベースラインをインストールするための個別の Fixlet があることに注意してください。EUS/ELS パッチが正しいリポジトリーからインストールされるようにするには、ベースライン内のパッチ Fixlet の同じリリースに一致するマルチ・パッケージ・ベースラインのインストール Fixlet を使用する必要があります。例えば、RHEL 7.5 EUS パッチ Fixlet を含むマルチ・パッケージ・ベースラインでは、最終的なコンポーネントとして 7.5 EUS インストール Fixlet を使用する必要があります。以下の図に例を示します。
1. 拡張サポート・パッチ

前の例では、バージョン (7.5) とアーキテクチャー (x64 / x86_64) がすべてのパッチ Fixlet とマルチ・パッケージ・ベースライン・インストール Fixlet に一致します。これは、サーバーまたはクライアント Fixlet を、RHEL サイトの標準パッチの対応するマルチ・ベースライン・インストール Fixlet と一致させるのと同じです。

GPG キーをインポートし、マルチ・パッケージ・ベースライン・モードを有効にする Fixlet は、メジャー RHEL バージョンに一般的です。

一般的なマルチ・パッケージ・ベースラインのリフレッシャーについては、次のドキュメントを参照してください。 https://help.hcltechsw.com/bigfix/10.0/patch/Patch/Patch_RH/c_multiple-packagebaselineinstallation.html