共通 OSD テキスト
デプロイメント時のターゲットのネットワーク・パラメーターの指定
「ベア・メタル・プロファイル・プロパティー」ウィザードで「プロパティーのプロンプトをエンド・ユーザーに対して表示する」オプションを選択した場合、デプロイメント時にユーザー・インターフェースがターゲット・システムに表示されます。このインターフェースでは、ターゲットに対して適用されるネットワーク・インターフェース設定、ホスト名、およびパーティション・マッピング情報を表示および変更できます。表示の設定をそのまま使用することも、必要に応じて変更することもできます。
- ネットワーク・インターフェース・カード (NIC)
- タスク 354 で定義した設定と「ベア・メタル・プロファイル・プロパティー」ウィザードの「ネットワーク」タブに指定した設定のすべてが表示されます。ターゲットに複数のネットワーク・インターフェース・カード (NIC) がある場合は、NIC ごとに個別の構成ウィンドウが表示されます。各インターフェースは、対応する MAC アドレスによって識別されます。
- ホスト名
- タスク 350 (使用された場合) で以前に設定したホスト名、またはベア・メタル・プロファイルに指定したホスト名のルールの適用結果による最終ホスト名の値が表示されます。注: デプロイメント時にターゲットのホスト名を設定した場合、この値は、ベア・メタル・プロファイルに指定したホスト名のルールに関係なく、以降のベア・メタル・デプロイメント用に維持されます。ホスト名を変更するには、タスク 350 を使用するか、「プロパティーのプロンプトをエンド・ユーザーに対して表示する」オプションを選択して新規プロファイルをデプロイします。
- パーティション・マッピング
- タスク 350 を使用して指定したパーティション・マッピング情報を表示します。パーティションのサイズ変更を行うことも、現在のマッピングを受け入れることもできます。この情報が使用できない場合、その関連ページはターゲットで表示されません。
マルチキャスト共通
プロファイルでマルチキャストを有効にするには、対応するオプションを選択します。マルチキャスト・デプロイメントのデフォルト値が提供されます。ネットワークの特性に応じて、これらの値をそのまま使用することも、変更することもできます。
- マルチキャスト・モード
- プロファイルのデプロイメント時に、ターゲット上でマルチキャスト配信を管理する方法を定義します。
- 情報収集して失敗
- ターゲット上でプローブが失敗した場合は、デプロイメント・タスクも失敗します。
- 情報収集してユニキャストに戻る
- ターゲット上でプローブが成功した場合は、デプロイメントがマルチキャストで実行されます。プローブが失敗した場合は、リレー・キャッシュではなくベア・メタル・サーバー・キャッシュを使用して、プロファイルのデプロイメントがユニキャストで実行されます。
- マルチキャストの強制
- プローブの結果にかかわらず、ターゲットへのデプロイメントがマルチキャストで強制実行されます。
- 永続的キャッシュを使用したユニキャストの強制
- ターゲット上でのデプロイメントは、ベア・メタル・サーバー・キャッシュを使用してユニキャストで完了しました。デプロイメント時に確実にすべての必要なファイルが使用可能になるようにしたい場合、このオプションが有用です。
- グループのセットアップ
- デプロイメントに使用するマルチキャスト・グループのタイプを選択します。関連するパラメーターをそのまま使用することも、変更することもできます。
- 閉じられているグループ
- 対象は、準備ができたらグループに参加します。以下の基準が満たされると、グループが閉じられ、配信が開始されます。これはデフォルトです。
- グループ内のターゲット数 (Number of targets in group)
- グループに含めることができるターゲットの最大数を指定します。デフォルト値は 12 です。
- ターゲットを待機する最長分数 (Wait for targets up to minutes)
- マルチキャスト・デプロイメントを開始する前にターゲットを待機する最大分数を指定します。デフォルト値は 10 分です。
- グループ内の最小ターゲット数 (Minimum of targets in group)
- マルチキャスト・デプロイメントを実行するために、グループに参加する必要のあるターゲットの最小数を指定します。指定された値に満たない場合は、デプロイメントがユニキャストで実行されます。デフォルト値は 2 です。
- 開いているグループ
- ターゲットは、準備ができたら、デプロイメント中の任意のタイミングでグループに参加できます。関連するパラメーターは変更できます。
- グループ内の平均ターゲット数 (Average number of targets in group)
- グループに参加することが予想されるターゲットの平均数を指定します。この値は、ブロック同期の最適化に使用されます。実際の対象数がこの値に近いほど、マルチキャスト導入の効率が良くなります。デフォルト値は 16 です。
- 拡張パラメーター
- 両方のマルチキャスト・グループ・タイプに適用される、マルチキャストの高度なカスタマイズ・オプションとチューニング・オプション。
- ブロック同期の待機時間 (秒) (Block synchronization wait time in seconds)
- サーバーが次のブロックを送信する前に待機する必要のある秒数を指定します。この値は 120 秒に事前設定されています。5 秒未満の値を指定すると、ブロック同期の待機時間が強制的に 5 に設定されます。
- ブロック・サイズ (MB) (Block size in MB)
- イメージは、ブロックに分割され、これらがターゲットに送信されます。このパラメーターは、各伝送パケットで送信されるデータ・ブロックの最大サイズ (メガバイト単位) を設定します。デフォルト値は 16 メガバイトです。
- ブロック暗号化を有効にする (Enable block encryption)
- 伝送時にブロックを暗号化する必要があるかどかを指定します。