データのインポート

AppScan® Source データベースからエクスポートされたデータを AppScan® Enterprise にインポートします 。

重要: データをインポートする前に、エクスポートされたデータ・ディレクトリーとコンテンツが使用可能であり、インポート・システムから参照可能な状態にしてください。データを別の物理システムでエクスポートおよびインポートする場合は、エクスポート・データ・ディレクトリーとコンテンツ全体をインポート・システムにコピーします。
  1. エクスポートされたデータ・ディレクトリーの場所を指す環境変数 transfer_staging_dir を定義します。
    • Windows:
      set transfer_staging_dir="<export data location>"
    • Linux:
      export transfer_staging_dir="<export data location>"
  2. 移行ユーティリティーの場所を指す環境変数 appscan_source_shared_data を定義します。
    • Windows:
      set appscan_source_shared_data=<<path>\migration_util_win>
    • Linux:
       export appscan_source_shared_data=<<path>/migration_util_linux>
  3. コマンド行から、移行ユーティリティーの場所に移動します。
  4. 適切なパラメーターを指定してユーティリティーを実行し、データを AppScan® Enterprise にインポートします。インポート・パラメーターを示されている順序でリストしてください。
    • Windows:
      DBManager.exe --import --user=<ASE userName> --pwd=<ASE password> --server=<ASE serverURL>
    • Linux:
      ./dbmanager --import --user=<ASE userName> --pwd=<ASE password> --server=<ASE serverURL>
    注: インポート・コマンドの使用に関するヘルプが必要な場合は、以下を実行します。
    • Windows:
      DBManager.exe --import --help
    • Linux:
      ./dbmanager --import --help

移行ユーティリティーのインポート・パラメーター

パラメータ 必須 ?
--user AppScan® Enterprise ユーザー名 (共有データを作成する権限を持つ管理者またはユーザー) はい
--pwd 指定されたユーザーのパスワード はい
--server AppScan® Enterprise のサーバーの場所 はい

インポートのトラブルシューティング

データのインポート中に問題が発生した場合は、移行ユーティリティーのインストール・パスにある dbmanager_exceptions.log ファイルを参照してください。デフォルトの場所は、以下のとおりです。
  • Windows:
    C:\Program Files\HCL\AppScanSource\migration_util_win\logs\dbmanager_exceptions.log
  • Linux:
    /opt/hcl/appscansource/migration_util_linux/logs/dbmanager_exceptions.log