スキャンでの IP アドレスの有効化および無効化
アドレス範囲の有効化または無効化を望む場合 (インストール済み環境全体に影響します)、そのように実行できます。あるアドレスの範囲を無効にするのは、バックアップ処理中のサーバーがある場合が考えられます。この場合、それらのサーバーの IP アドレス範囲を無効にすることで、誰もそれらのサーバーに対してセキュリティー・テストを実行できないようにすることができます。IP アドレスのテストを制限する別の方法には、サーバー・グループのアプリケーションを使ってユーザー・レベルで行う方法があります。
このタスクについて
重要: 8.8.0.1 での変更点
特定の解決不能なドメインをスキャンできるように AppScan Enterprise を構成するには、「モジュール・ライセンス」ページにオープン IP 範囲 (0.0.0.0 から 255.255.255.255) を追加します。「サーバー・グループ」ページでは、特定のドメインまたはドメイン・パターンの名前をサーバー・グループに追加した上、そのサーバー・グループにユーザーを追加して、ユーザーがセキュリティー・テストをそのドメインに送信できるようにします。これにより、スキャンするための許可をユーザーに割り当てる際の柔軟性が高まります。
注: ユーザーの IP アドレスが許可サーバーとして AppScan® Enterprise Server を使用している場合、その IP アドレスの変更を行うと、AppScan® にも影響が及びます。
手順
- 「管理」ビューに移動し、「モジュール・ライセンス」ページにナビゲートします。
- 「セキュリティー IP 範囲」セクションで、有効にする範囲を選択するか、無効にする範囲をクリアします。