ライブラリーの詳細

「オープン・ソース・ライブラリー」ページでライブラリーをクリックすると、そのライブラリーの詳細が表示され、追加のアクションを実行できます。詳細ペインには、アプリケーションに対するライブラリーの全体的なリスク、ライセンスの詳細、ライブラリーを使用するアプリケーションのリスト、アプリケーションの所有者など、ライブラリーに関する有用な情報が表示されます。

ライブラリーおよびライセンスの詳細

「オープン・ソース・ライブラリー」ページでライブラリーをクリックすると、ASoC に「ライブラリーおよびライセンス」タブの詳細ペインが表示されます。

詳細ペインには、アプリケーションに対するライブラリーの全体的なリスク、ライセンスの詳細、ライブラリーを使用するアプリケーションのリスト、アプリケーションの所有者など、ライブラリーに関する有用な情報が表示されます。
表 1.
項目またはオプション 説明 値
ライブラリー
名前 ライブラリー・ファイルのフルネーム。 例えば、aws-java-sdk-servicecatalog-1.11.52.jar です。
バージョン ライブラリーのバージョン番号。 例えば、1.11.52 です。
最後の検出 関連アプリケーションでオープン・ソース・ライブラリーが最後に検出された日付と時刻。 例えば、January 5, 2022 4:04 PM です。
ライセンス (ライセンス名)
コピーレフト
  • コピーレフトは、オープン・ソース・ソフトウェアを使用する独自のコードだけでなく、修正にも適用される (FULL)。
  • コピーレフトでないライセンス (NO)。
  • コピーレフトは修正にのみ適用される (PARTIAL)
著作権リスク
  • 1: 誰でもコードを制限なしで使用できます。
  • 2: コードを配布する者は、ライセンスに記載されている特定の通知を提供する必要があります。一般に、ソフトウェアの帰属、ライセンス条項またはその両方を提供する必要があります。
  • 3: コードの修正版を配布する者は、修正版のソース・コードを無料で公に利用できるようにする必要があります。帰属、ライセンス条項またはその両方も必要となる場合があります。
  • 4: コードまたは、コードに基づく製品またはコードの一部を含む製品の修正版を配布する者は、製品または修正版のソース・コードを公に利用できるようにする必要があります。元のコードに動的にリンクするソフトウェアは例外です。これらのライセンスには、例えば、LGPL および GPL with Class Path Exception (クラスパス例外) が含まれます。帰属、ライセンス条件またはその両方が必要な場合があります。
  • 5: コードが動的リンクまたは静的リンクのいずれを問わず、コードまたは、コードに基づく製品またはコードの一部を含む製品の修正版を配布する者は、製品または修正版のソース・コードを公に利用できるようにする必要があります。(例えば GPL)。帰属、ライセンス条件またはその両方が必要な場合があります。
  • 6: コードに基づく製品またはコードの一部を含む製品を開発する者、またはコードを変更する者が、(a) そのソフトウェアを配布する場合、または (b) ホストされているサービスまたは Web サービスを介して他の者がソフトウェアを使用できるようにする場合は、その製品または修正版のソース・コードを公に利用できるようにする必要があります。帰属、ライセンス条件またはその両方が必要な場合があります。
  • 7: コードに基づく製品またはコードの一部を含む製品を開発する者、またはコードを変更する者が、(a) そのソフトウェアを配布する場合、または (b) ホストされているサービスまたは Web サービスを介して他の者がソフトウェアを使用できるようにする場合は、その製品または修正版のソース・コードを公に利用できるようにする必要があります。帰属、ライセンス条件またはその両方が必要な場合があります。
リンク
  • リンクにより、コードにリンクしたコードのライセンスに影響します (バイラル)。
  • ダイナミック・リンクはリンク・コードに影響しません (ダイナミック)
  • リンク・コードのライセンスは影響を受けないままです (非バイラル)。
特許リスク
  • ロイヤルティー・フリーおよび識別された特許リスクなし (1)。
  • ロイヤルティー・フリー (訴訟が発生しない限り) (2)。
  • 付与された特許なし (3)。
  • 識別された特定の特許リスク (4)。
リスク・レベル アプリケーションのライブラリーの全体的なリスク。
  • 低
  • 中
  • 高
ロイヤルティー・フリー ライブラリーのロイヤルティー・ステータス
  • ロイヤルティー・フリーおよび識別された特許リスクなし (YES)。
  • 訴訟がない限りロイヤルティー・フリー (CONDITIONAL)。
  • 付与された特許なし (NO)。
URL 指定されたライブラリーの詳細情報を学習するための URL。
注: ライブラリーには複数のライセンスが付随する場合があります。

アプリケーションの詳細

詳細ペインの「アプリケーション」タブをクリックすると、現在選択されているオープン・ソース・ライブラリーを使用するアプリケーションに関する情報が表示されます。

表 2.
項目またはオプション 説明
検索フィールド ライブラリーを使用するアプリケーションのリストから特定のアプリケーションを検索します。
エクスポート 関連するアプリケーションのリストを CSV 形式または JSON 形式でエクスポートします。
アプリケーション名 ライブラリーを使用するアプリケーションの名前。アプリケーション名をクリックすると、関連付けられたアプリケーション・ページに移動します。
資産グループ アプリケーションを含む資産グループの名前。資産グループをクリックすると、関連する資産グループ・ページに移動します。
ビジネス・オーナー 指定したライブラリーを含むアプリケーションを所有するユーザーの名前。このライブラリーの使用に関して問題または懸念が発生した場合、その問題についてアプリケーション所有者に問い合わせることが、修復作業の重要な部分になる可能性があります。