アプリケーション・スキャン・クリーンアップ
古いスキャンを削除すると、パフォーマンスが向上し、煩雑さが軽減されます。
アプリケーションでのスキャンの許容最大数があります。最大数に達すると、新しいスキャンを開始する前に既存のスキャンを削除するように AppScan 360° のプロンプトが表示されます。最も古いスキャンを自動的に削除するか、削除するスキャンを手動で選択できます。手動クリーンアップと自動クリーンアップのどちらを選択するかは、組織の管理者が選択しますが、他のユーザーが個々のアプリケーションの設定を変更できるようにすることも可能です。
スキャンが削除されると、そのスキャンのみに属する問題も削除されます。複数のスキャンで問題が検出された場合、問題は削除されません。最初に検出されたスキャンが削除されても、問題の最初の検出の日付は変更されません。
AppScan 360° には、自動クリーンアップが推奨されます。
組織の場合
管理者は、
で組織のデフォルトのクリーンアップ設定を選択します。制限に達したとき:
- スキャンを手動で削除: ユーザーはスキャンを手動で削除する必要があります。注: 2023 年 7 月 1 日以降、スキャンの制限を超えているアプリケーションは、既存のスキャンを手動で削除するか自動クリーンアップを有効にするまで、新たにスキャンを実行できなくなります。
- 自動クリーンアップを有効化: サービスはバックグラウンドで実行され、必要に応じて最も古いスキャンから順に削除されます。
オーバーライド (Override)
これを選択すると、他のユーザーがアプリケーションの「クリーンアップ」設定を変更できます。
デフォルトでは、オーバーライドする許可 (オーバーライドが有効な場合) はアプリケーション・マネージャーのみに割り当てられます。ただし、この許可は、管理者が「アプリケーションの作成/変更を許可」を選択すると変更できます。
でロールに対してアプリケーションの場合
アプリケーションを作成または編集するとき:
- 「クリーンアップ」設定 (手動または自動) は、ダイアログの「クリーンアップ」タブで表示できます。
- ロールのオーバーライドが有効になっている場合は、そのアプリケーションのクリーンアップ方法を変更できます。
再スキャン制限
1 つのスキャンでの許容実行最大数は 100 です。この制限を超えて再スキャンすると、最も古いスキャン実行が自動的に削除されます。削除する実行を選択するオプションはありません。
削除対象のスキャンと同様に、削除対象の実行で検出された問題も、その実行でしか発生しない場合は削除されます。また、他の実行で検出された場合は、元の最初の検出の日付のままになります。