既存の監査イベント
旧リリースの Marketing Platform では、使用できるレポートがない場合でも、Marketing Platform システム・テーブルに監査イベントを保存していました。9.1.1 より前のバージョンからアップグレードする場合、監査イベント・レポートにこれらの既存のイベントが組み込まれます。
既存の監査イベントは以下のようにレポートに表示されます。
- 「重大度」列に「重大度なし (レガシー)」が表示されます。これは、監査レポートが使用可能になる前にこれらの監査レコードが保管されたことを示します。
- パーティションが 1 つしかない環境では、「パーティション」列にデフォルト・パーティションの ID が表示されます。
- マルチパーティション環境では、「パーティション」列に「-1 (レガシー)」が表示されます。これは、イベントが属するパーティションを判別できないことを示します。
アップグレード後に以下の既存のイベントが表示されることがあります。
- ユーザー認証に成功しました。
- ユーザー認証に失敗しました。
- ユーザーがログイン試行時に使用した並行セッションの数が多すぎるので、認証に失敗しました。
- ユーザーがログオフし、対応するセッションが終了しました。
- ユーザーのパスワードが変更されました。
既存の監査イベントは、Marketing Platform で PlatformAdminRole 役割を持つアカウントでレポートにアクセスする場合のみレポートに表示されます。事前定義済みの platform_admin ユーザーがこの役割を持っています。