ターゲット・セル・スプレッドシート
ターゲット・セル・スプレッドシート (TCS) は、定義済みの属性の一式が含まれる、編集可能なグリッド・コンポーネントです。ターゲット・セル・スプレッドシートは、IBM® Marketing Operations-Campaign 統合が有効な場合に使用します。
TCS では、キャンペーンのターゲット・セルおよびコントロール・セルを定義するためにキャンペーン・プロジェクトでユーザーが入力する必要があるデータが指定されます。TCS の各列は、1 つの属性に対応しています。定義済み、またはデフォルトの属性の値は、自動的に Campaign に渡されます。これらのデフォルト属性に加えて、カスタム属性をいくつでも TCS に追加することができます。
セル属性とグリッド属性
TCS には、IBM Campaign に渡される属性 (セル属性) と、IBM Marketing Operations だけに表示される属性 (グリッド属性) を含めることができます。
セル属性は、Campaign に渡す必要がある情報に使用します。例えば、出力リスト、コンタクト履歴、またはレポートに含める属性の値は、セル属性として作成しなければなりません。
グリッド属性は、Campaign では必要のない、説明、計算、およびデータに使用します。
ターゲット・セル・スプレッドシートとフォーム
TCS をフォームに追加するには、編集可能なグリッドを新規作成し、それを TCS として指定します。(フォームには、TCS に加えて、他の属性を含めることができます。) TCS グリッド・コンポーネントをフォームに配置すると、そのフォームにはデフォルト・セル属性が入ります。デフォルト属性は削除できません。
セル属性データの転送
ユーザーがフローチャート・セルを TCS の行にリンクすると、デフォルト属性に設定されたデータ値が自動的に Campaign に渡されます。カスタム・セル属性は、Campaign で、コンタクト・プロセスの IBM Campaign 生成フィールドとして自動的に使用可能になります。生成フィールドについて詳しくは、「IBM Campaign ユーザー・ガイド」を参照してください。
ターゲット・セル・スプレッドシートとテンプレート
各キャンペーン・プロジェクト・テンプレートには、TCS を 1 つだけ含めることができます。