フローチャートの作成

フローチャートをマーケティング・キャンペーンに追加するには、以下の指示に従います。フローチャートは、キャンペーン・ロジックを定めるものです。

このタスクについて

各マーケティング・キャンペーンは、1 つ以上のフローチャートで構成されます。典型的なキャンペーンには、オファーを受け取る顧客および見込み客を選択するフローチャートと、レスポンスを追跡する別のフローチャートが含まれます。

例えば、コンタクト・フローチャートで、電話または E メールでコンタクトを取る一連の顧客を選択するとします。同じキャンペーン内の別のフローチャートでは、それらのオファーに対するレスポンスを追跡します。オファーが行われたら、レスポンス・フローチャートを使用してレスポンスを記録し、分析します。複数のフローチャートをキャンペーンに追加して、分析を行い、成果を高めることができます。より複雑なキャンペーンでは、多数のフローチャートを含めて複数のオファー・ストリームを管理したりできます。

各フローチャートは、プロセスで構成されます。キャンペーンに合わせたデータ操作、コンタクト・リストの作成、およびコンタクトとレスポンスのトラッキングの記録を行うようにプロセスを構成して、それらを接続します。フローチャート内で一連のプロセスを接続し、そのフローチャートを実行することで、キャンペーンを定義して実装します。

例えば、「コールリスト」プロセスに接続した「セグメント」プロセスに「選択」プロセスを接続して、フローチャートに含めることができます。お客様のデータベースから米国北西部に住むすべての顧客を選択するよう、「選択」プロセスを構成できます。「セグメント」プロセスでは、それらの顧客を「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」などの値層にセグメント化することができます。「コールリスト」プロセスでは、テレマーケティング・キャンペーンに合わせてオファーを指定し、コンタクト・リストを作成し、結果をコンタクト履歴に記録します。

注: 対話式フローチャートを作成している場合は、IBM® Interact の資料を参照してください。

手順

  1. キャンペーンまたはセッションを開きます。
  2. 「フローチャートの追加」 をクリックします。

    「フローチャートのプロパティー」ページが開きます。

  3. フローチャート名 (必須) と説明 (オプション) を入力します。「フローチャート・タイプ」については、Interact のライセンス交付を受けたユーザーである場合を除いて、「標準バッチ・フローチャート」が唯一のオプションになります。ライセンス交付を受けたバージョンの Interact をインストールしている場合は、「対話式フローチャート」も選択できます。
    注: フローチャート名には、文字に関する特定の制限があります。
  4. 「保存してフローチャートの編集」をクリックします。

    フローチャート・ウィンドウが開きます。ブランクのフローチャート・ワークスペースの左側にプロセス・パレットがあり、上部にツールバーがあります。

  5. プロセス・ボックスをパレットからワークスペースにドラッグして、プロセスをフローチャートに追加します。

    フローチャートは通常、処理対象の顧客またはその他の市場性のあるエンティティーを定義する、1 つ以上の「選択」プロセスまたは「オーディエンス」プロセスから始まります。

  6. ワークスペース内のプロセスをダブルクリックするか、またはプロセスを右クリックして「プロセス構成」を選択します。そして、構成ダイアログを使用して、プロセスの動作を指定します。
  7. 構成したプロセスを接続し、キャンペーンのワークフローを確定します。
  8. 作業中はこまめに「保存して続行」 ディスク を使用します。
  9. 完了したら、「保存オプション」メニューを開いて、「保存して終了」ディスクと X 印 を選択します。