フローチャートの実稼働実行

フローチャートの実稼働実行を行うと、生成されたデータがシステム・テーブルに保存されます。フローチャートを実行して保存したら、実行結果をレポートで参照することができます。

このタスクについて

実稼働実行は、保存、検証、およびテスト実行が終わった後に行ってください。実稼働実行では、履歴テーブルへの書き込みが行われます。

メール・リストやコール・リストなどのコンタクト・プロセスでは、コンタクト履歴にエントリーが書き込まれます。実稼働実行 1 回につき、コンタクト履歴を一度だけ生成できます。ある実稼働実行に対して既に実行されているコンタクト・プロセスは、現在の実行からのコンタクト履歴が最初に削除された場合にのみ再実行できます。同じ ID リストから複数のコンタクトを生成するには、ID リストのスナップショットを作成し、フローチャートを実行するたびにそのリストから読み取りを行います。

トリガーは、実稼働実行の完了時に実行されます。

実行を開始した後、管理特権を持つユーザーは、「モニター」ページにアクセスできます。 このページには、実行中のすべてのフローチャートとそれらのステータスが表示されます。

手順

  1. フローチャートを実行する前に保存します。
  2. フローチャートの承認が存在する場合、承認は完了またはキャンセルの状態である必要があります。そうでない場合、フローチャートは実行されません。
  3. フローチャートを表示している場合は、「実行」メニュー 矢印 を開き、「実行」を選択します。

    フローチャートを編集している場合は、「実行」メニュー 矢印 を開き、「フローチャートを保存して実行」を選択します。

  4. プロセスまたはブランチを実行するには、プロセスを右クリックし、「実行」メニュー 矢印 を開き、「選択したプロセスを保存して実行」または「選択したブランチを保存して実行」を選択します。
    注: フローチャートのプロセスのみまたはブランチのみを実行しても、フローチャートの実行 ID は増分されません。プロセスのみまたはブランチのみ実行するときに、コンタクト履歴レコードが存在する場合は、処理を続行する前に実行履歴オプションを選択するようプロンプトが出されます。「実行履歴オプション」ダイアログが表示されるのは、既に現在の実行 ID でコンタクト履歴を生成したブランチまたはプロセスを実行する場合に限られます。情報をコンタクト履歴に追加するか、または実行 ID の既存のコンタクト履歴を置き換えることができます。
  5. フローチャート全体を実行するには、ツールバーの「実行」メニュー 矢印 を開き、「フローチャートを保存して実行」を選択します。

    フローチャートが既に実行されている場合は、実行の確認を求められます。

    プロセス、ブランチ、またはフローチャートが実稼働モードで実行されます。実行から得られるデータは、該当するシステム・テーブルに保存されます。正常に実行されたプロセスには、それぞれ緑色のチェック・マークが表示されます。エラーがある場合は、プロセスに赤い「X」が表示されます。

  6. 実行を一時停止または停止する場合は、プロセス・ボックスを右クリックし、「実行」メニューを開き、「一時停止」または「停止」を選択します。
  7. ツールバーのいずれかの「保存」オプションを使用します。フローチャートの実行が終了する前に「保存して終了」をクリックした場合、フローチャートの実行は続けられ、実行が終了した後にフローチャートは保存されます。フローチャートがまだ実行している間に誰かがそのフローチャートを再オープンした場合、そのフローチャートに加えられた変更はすべて失われます。

    任意のレポートで実行結果を参照するには、フローチャートの実行後に保存する必要があります。フローチャートを保存すると、繰り返された実行の結果がすぐに使用可能になります。

  8. 実行時のエラーの有無を調べるには、「分析」タブをクリックし、「Campaign フローチャート・ステータス・サマリー」レポートを表示します。