オファーを他の異なるチャネルに送信するトリガー・メッセージの作成
次のステップを使用して、インバウンド・チャネルとは異なるチャネルを使用してオファーを送信するトリガー・メッセージを作成します。
手順
- 対話式チャネルの「トリガー・メッセージ」タブで、「トリガー・メッセージの追加」をクリックしてトリガー・メッセージを作成します。
- フローチャートの「トリガー」アイコンをクリックして、オファー配信のトリガーを定義します。イベント・パターンとイベントの 2 種類のトリガー・タイプから選択できます。イベント・パターン・トリガーを選択した場合は、イベント・パターンの条件が一致したときにルールが処理されます。イベント・トリガーを選択した場合は、イベントが通知されたときにルールが処理されます。それぞれのトリガー・タイプでは、事前定義されたリストからトリガーを選択する必要があります。
- 次に、「資格」アイコンをクリックしてトリガー・メッセージの資格条件を設定します。資格条件は、条件が満たされた後に実行されるアクションを決定します。実行されるアクションには、オファー選択にどの方法が使用されるか、オファー配信でどのチャネルが使用されるかなどが含まれます。それぞれの資格ルールでは真であるか偽であるかが評価されます。ブランチについてどの資格条件も入力しない場合、資格は常に真です。
資格条件のオーディエンス・レベルを選択します。
「追加」をクリックして条件を追加します。条件のタイプとしては、対象となるセグメント、プロファイル属性、セッション属性から選択できます。対象となるセグメントでは、この対話式チャネルとオーディエンス・レベル (指定した場合) に関連付けられた任意のセグメントを資格条件に含めることができます。プロファイル属性では、任意のプロファイル・データを資格条件に含めることができます。オーディエンス・レベルが指定されている場合、マップ済みのベース・プロファイル・テーブルのすべてのフィールドを使用できます。指定されていない場合、すべてのマップ済みベース・プロファイル・テーブルのすべてのフィールドを使用できます。セッション属性を使用すると、startSession メソッドを使用して Interact エンジンに渡す任意のセッション・パラメーターを入力できます。次に、サブジェクト、演算子、値、および and/or 条件を選択します。
注: 条件タイプがストリングで値がストリング・リテラルの場合、「値」に入力するテキストを二重引用符 ("") で囲む必要があります。値が数値または変数の場合、二重引用符で囲む必要はありません。例えば、「条件タイプ」がプロファイル属性で、「サブジェクト」が COUNTRY の場合は、「値」に USA を使用できます。注: Interact は、現在 TABLE.DIMENSION_FIELD >/=/< SCALAR 構文をサポートしていません。Interact は、ディメンション表のフィールドで IN および NOT IN 演算子をサポートしています。通常、ディメンション表フィールドの値は集合であり、異なる複数の値が存在する可能性がある集合を単一の値と自動的に比較すると誤りにつながる可能性があるため、この構文はサポートされていません。注: トリガーされるメッセージの資格ルールでプロファイル属性が使用される場合でも、対話式チャネルからプロファイル・テーブルをマップ解除することが可能です。完了したら、「適用」をクリックします。
異なる複数のオーディエンス・レベル用の複数の資格条件を追加するには、「資格」アイコンの上の正符号 (+) をクリックします。
- 顧客に送信されるオファーの設定を決定するには、「オファー」アイコンをクリックします。「次のベスト・オファーを自動的に選択」または「リストからベスト・オファーを選択」を選択できます。
「次のベスト・オファーを自動的に選択」を選択した場合は、オファーのゾーンを選択できます。「サマリー」タブで割り当てられた特定のゾーンだけでなく、すべてのゾーンが対象になります。任意のゾーンを選択した場合、すべてのゾーンに適用される方法ルールだけが使用されます。特定のゾーンを選択する場合は、そのゾーンに一致する方法ルールだけが使用されます。ゾーンの選択が完了したら、「適用」をクリックします。
「リストからベスト・オファーを選択」を選択した場合は、「追加」をクリックして、このトリガー・メッセージ・ブランチ用のオファーのリストを作成します。各オファーについて、事前定義されたオファー・リストからオファーの名前を選択し、そのオファーのマーケティング担当者のスコアを設定します。オファー・リストの作成が完了したら、「適用」をクリックします。
- 「チャネル」アイコンをクリックしてオファー配信のチャネルを設定します。次に、「追加」をクリックしてチャネルを作成します。事前定義されたリストからチャネル名を選択します。チャネルは Campaign | partitions | partition[n] | Interact | outboundChannels で定義されます。「カスタマー優先チャネル」を選択して、顧客がお気に入りチャネルとして指定したチャネルを使って、オファーを送信することもできます。「カスタマー優先チャネル」を使用するには、顧客の優先チャネル情報を使って、プロファイル・データベース表に列を追加する必要があります。チャネルに「カスタマー優先チャネル」を使用する場合は、profileChannelAttribute パラメーターを作成する必要があります。
オファー配信に対して固定の遅延時間を追加できます。これを設定した場合、配信は必ず、このトリガー・メッセージのランタイム実行の時点からこの指定時間だけ遅れます。複数のチャネルが選択された場合、リスト内のチャネルの順序が、実行中にチャネルが考慮される順序になります。
チャネルの作成が完了したら、「適用」をクリックします。
- トリガー・メッセージのブランチを入力した後、「保存」をクリックします。