スケジュールノート®ルーティング

デフォルトでは、接続文書がルーターに午前 8 時から午後 10 時の間に 6 時間ごとに、または MAIL.BOX の配信待ちメッセージ数が 5 になったときに送信先サーバーに接続してメールを転送するように指示します。このスケジュールをカスタマイズし、配信を実行する配信待ちメッセージ数を指定できます。

接続文書を使用すると、 Notes ®名前付きネットワーク内でのルーティングを指定されたスケジュールに制限できます。接続文書は、Notes ®ルーティングと SMTP ルーティングの両方に適用されます。接続文書がない場合、ルーターは、優先度の低いメッセージを除き、 Notes ®名前付きネットワーク内のすべてのメールを直ちに転送します。ルーターが SMTP とNotes ®ルーティングの両方を使用するように設定されている場合、保留中のメッセージはプロトコルごとに個別にMAIL.BOXにキューイングされます。高優先度メッセージは、スケジュールに関係なく直ちに配信されます。

サーバーから、すべての配信待ちメールを別のサーバーに直ちに強制的に配信するには、サーバーコンソールから Route コマンドを使用します。

接続文書の配信スケジュールは、低優先度メッセージには適用されません。低優先度メッセージは、同じNotes ®名前付きネットワーク内のサーバー間でも、設定された低優先度メール間隔中にのみルーティングされます。

特定のサイズを超えるメッセージを低優先度として指定し、サーバーの負荷が低いときに送信するようにDomino ®を設定できます。