メールボックスイベントの通知

Domino ®ルーターが定常状態で実行されており、新しいメッセージがMAIL.BOXに置かれると、メッセージのコピーが作成され、メールボックスイベントキューに配置され、ルーターの新しい MailEvent スレッドによって使用されます。MAIL.BOX次に、このメッセージのコピーはルーターによって使用されます。その際ルーターは、MAIL.BOX を検索して新規メッセージを検索したり、転送や配信用に文書全体を開いたりする必要はありません。このメッセージはキャッシュされ、メッセージの追加のコピーが必要に応じて複数の受信者用に作成されます。

NOTES.INI 設定を使用して、開いている文書が使用するメモリ量を制限することができます。このメモリの値は、メールボックスのイベント生成とすべての開いているルーター文書によって共有され管理されます。

次の 2 つのNOTES.INI設定については、 RouterMaxEventMemorySizeBytes から RouterMaxEventMessageSizeBytes、指定された最大値のいずれかに達すると、ルーターはフォールバックしてメールボックスで新しいメッセージを検索します。検索中に見つかった新規メッセージはメインのメッセージキューにキャッシュされません。

RouterMaxEventMemorySizeBytes

イベント生成のメモリ制限。

デフォルト設定は null ですが、 Domino ® がこの設定に null 値を検出すると、その値を NSF バッファープールサイズを 5 で割った値に設定します。
0 -- 設定を無効にします。

RouterMaxEventMessageSizeBytes

メールボックスイベントキューにコピーおよび配置できる 1 つのメッセージの最大サイズ。

デフォルト値は null ですが、 Domino ® がこの設定に null 値を検出すると、値 10000000 バイト (1000 万バイト) が設定されます。
0 -- 設定を無効にします。

次の 2 つのNOTES.INI設定、 RouterMaxQueueMemorySizeBytes から RouterMaxQueueMessageSize Bytes、配信または転送ですぐに使用できるように、これらのメモをメインメッセージキューにキャッシュするための制限を提供します。

RouterMaxQueueMemorySizeBytes

メールボックスイベント生成により渡されるメインメッセージキューの文書のキャッシュのメモリ制限。

デフォルト設定は null ですが、 Domino ® がこの設定に null 値を検出すると、その値を NSF バッファープールサイズを 5 で割った値に設定します。
0 -- 設定を無効にします。

RouterMaxQueueMessageSize Bytes

メインメッセージキューの文書のキャッシュのメッセージサイズ限度。

デフォルト値は null ですが、 Domino ® がこの設定に null 値を検出すると、値 10000000 バイト (1000 万バイト) が設定されます。
0 -- 設定を無効にします。