この試験的フィーチャーを使用すると、クラウド・ベースのテスト実行を十分に活用でき、同時にコンピューティング・リソースへの投資全体を削減できます。クラウドの従量制課金モデルでは、必要な場合のみコンピューティング・リソースの料金を支払うようにすることができ、テスト・ラボを 1 日 24 時間、週 7 日維持する必要はありません。クラウド・サービスを、IBM SoftLayer などのパブリック・クラウドから使用するか、VMware などのプライベート・クラウドから使用するかを選択できます。
このタスクについて
このフィーチャーを使用するテスト実行用に選択するすべてのテストは、以下の要件を満たしていなければなりません。
- Web UI テストおよび Web UI テストを含む複合テストのみがサポートされます。
- Web UI テストは、「アプリケーション内」コマンドではなく、常に「アプリケーションの起動」コマンドで開始する必要があります。

- 複合テスト内の最初のテストも、「アプリケーションの起動」で開始する必要があります。
手順
- 1 つ以上のロケーション・テンプレートを作成します。ロケーション・テンプレートは、オペレーティング・システムのイメージ・タイプ、データ・センターのロケーション、クラウドでホストされる仮想マシンのホスト・タイプといった属性を定義します。ロケーション・テンプレートについて詳しくは、SoftLayer のためのロケーション・テンプレートの作成とVMware のためのロケーション・テンプレートの作成を参照してください。ロケーション・テンプレートを使用するには、Rational Test Workbench Web
UI Tester が Rational Performance Tester とシェルを共有していなければなりません。
- テスト・ナビゲーターで、複数の Web UI テストまたは複合テスト、あるいはその両方が含まれているフォルダーを右クリックし、「分散テストの実行」をクリックします。テストがさまざまなフォルダーにある場合、複数選択を使用して個々のテストを選択してから右クリックします。また、プロジェクトを右クリックして、そのプロジェクト内のすべての Web UI テストを選択することもできます。

- 「分散の実行」ウィンドウで、テスト実行のためにキューに入れられているテストのリストを確認します。
以下の例では、1 つのテストと 1 つの複合テストが選択されています。それ以外の実行対象のテストを追加または削除し、「次へ」をクリックします。

- テスト再生に使用されるブラウザー (Firefox、Chrome、またはその両方) を選択し、
「次へ」をクリックします。

- 「クラウド実行 (Cloud Execution)」ウィンドウで、「テスト実行に使用されるクラウド・ロケーションを使用可能にする (Enable Cloud locations to be used for test(s) execution)」を選択し、使用するロケーション・テンプレートを選択し、「完了」をクリックします。
クラウド・ロケーションが自動的に生成されます。

注: このページは、Rational Test Workbench Web
UI Tester と Rational Performance Tester がシェルを共有している場合のみ表示されます。
タスクの結果
これがクラウド内の最初のテスト実行である場合、IBM 資格情報と販売促進コードの入力を求めるプロンプトが出されます。次に、支払いに関するメッセージが表示されます。このフィーチャーは販売促進コードに対応しているため、課金されることはなく、「OK」とクリックするだけでかまいません。
クラウド上のレポートを表示するにはユーザー認証が必要であることを通知するメッセージも表示されます。「はい」をクリックして Web レポートの「設定」ページを開き、IBM ID とパスワードを追加してください。

SoftLayer パブリック・クラウドでテストを実行している場合、SoftLayer でのプロビジョニングが開始し、それが完了するとテスト実行が開始します。完了すると、テスト結果およびログがローカル・ワークベンチに転送され、モバイルおよび Web UI レポートが表示されます。クラウド実行に販売促進コードが使用されているため、テスト実行は 10 分までに制限されています。