Web UI テストの概要

IBM® Rational® Test WorkbenchWeb UI 拡張は、コンピューター・ワークステーション上での Web アプリケーションの機能の自動化およびテストに役立ちます。Web アプリケーションのパフォーマンスのチェックやロード・テストを行うこともできます。

テスト・プロセスのステージ

Web UI テストの目標は、Web アプリケーションを設計と開発の指針となる要件に適合させることです。この目標を達成するため、Rational Test Workbench はテスト・プロセスで以下のステージを実装します。
  • インストールおよび構成: Rational Test Workbench を使用して、テスト環境をセットアップします。
  • アプリケーションの準備: テスト対象の Web アプリケーションをテスト・ワークベンチにインポートします。
  • テストの記録: Web ブラウザーを選択し、テスト・ワークベンチから Web アプリケーションを実行して記録を開始します。レコーダー・アプリケーションは、ユーザーとの対話、センサー入力、アプリケーション動作をすべて記録し、記録したデータをテスト・ワークベンチにアップロードします。テスト・ワークベンチで、このデータを Web UI テストに変換することができます。
  • テストの編集: 記録後に、自然言語エディターでテストを編集できます。データ・ビューを使用すると、記録したアプリケーションから UI エレメントを表示して選択できます。記録済みテスト値を変数テスト・データに置き換えることも、動的データをテストに追加することもできます。
  • テストの実行: 自動化されたテストをデプロイして実行すると、検査ポイントで定義した予期される動作にアプリケーションを一致させることができます。実行中には、テスト・ワークベンチによって各検査ポイントが検査され、「パス」「不合格」、または「解決不能」の状況が示され、機能データが記録されます。
  • 結果の評価: テスト後、テスト・ワークベンチにテスト・データがアップロードされます。 テスト結果は、アップロードされたデータを使用して生成されたパフォーマンスおよび検査ポイントのレポートから評価します。また、各種カウンターを操作してカスタム・レポートを設計することもできます。機能レポートには、テスト対象 Web アプリケーションの動作を包括的に示したビューが表示されます。レポートは、検証用にエクスポートしてアーカイブすることができます。

テスト・ワークベンチ

テスト・ワークベンチの以下の主要コンポーネントは、デスクトップでの Web アプリケーションのテストに役立ちます。
  • テスト・ナビゲーターは、テスト・プロジェクト、テスト、およびテスト結果をリストします。

    テスト・ナビゲーター

  • テスト・エディターを使用すると、自然言語でテスト・スクリプトを編集し、アクション、検査ポイント、データ・セット、テスト変数、スタブをスクリプト・ステップに追加できます。

    テスト・エディター

パフォーマンス・テストおよびロード・テスト

テストを実行すると、製品はデフォルトでアプリケーション内およびアプリケーション外 (ネットワークおよびサーバー) での応答時間のデータを収集します。この 2 つの応答時間により、テスト・ステップの予期しない応答時間や故障に対するアプリケーション側の要因と、ネットワークおよびサーバー側の要因の対比を識別することができます。応答時間データは統計レポートに表示されます。

Web UI テストで負荷を生成するには、IBM Rational Performance TesterIBM Rational Functional Tester を同じパッケージ・グループにインストールし、Web UI テストをスケジュールに追加します。仮想ユーザー数をユーザー・グループに追加します。各仮想ユーザーが 1 つの Web ブラウザー・セッションに相当します。従って、1 つのエージェント・コンピューター上に 15 人から 20 人のユーザーまでの負荷を生成できます。さらに負荷を生成する場合、エージェントを追加できます。 HTTP テストを Web UI テストに結合することもできます。


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