応答時間結果の評価

テスト・ワークベンチからテストを開始すると、デフォルトで、モバイルおよび Web UI 統計レポートの「ステップ・パフォーマンス」ビューにグラフが表示されます。このグラフは、 各テスト・ステップの平均応答時間を示します。ただし、オプションが用意されており、有効にすると、 選択した各ステップについてアプリケーション内およびアプリケーション外 (ネットワークおよびサーバー) での応答時間のデータを収集することができます。この追加データを使用すると、テスト・ステップの予期しない応答時間や停止に対するアプリケーションのコントリビューションが何であるかを、ネットワークやサーバーのコントリビューションに対して区別することができます。

このタスクについて

応答時間コントリビューション・データを収集するには、テスト・ワークベンチ、コマンド行、Rational® Quality Manager、または Rational Performance Tester からテストを開始する必要があります。

手順

  1. テスト・ワークベンチで「テストの実行」をクリックします。
  2. 「実行構成」ウィザードの「パフォーマンス測定」ページで「次へ」をクリックし、 「応答時間のコントリビューション・データの収集」を選択します。テストが完了すると、モバイルおよび Web UI 統計レポートにグラフが表示され、テストの各ステップの応答時間が示されます。デフォルトでは再生中に収集される応答時間は上位 10 件のみですが、以下のようにしてフィルターを変更することができます。
    1. ステップ・パフォーマンス・レポートの任意の場所で右クリックし、 コンテキスト・メニューの「フィルターの変更」を選択します。「フィルターの変更」「カウント・フィルター: 10 (上位)」 (図 1 を参照) を選択し、 「編集」をクリックします。
    2. 「パフォーマンス・カウンター・フィルター」ウィザードで 「カウントによるフィルター」を選択します。「表示する数値」に新しい値を入力し、 「最高値の表示」または「最低値の表示」を選択することができます。例えば、15 と入力すると、 上位 15 件の応答時間または最も低い値を持つ 15 件の応答時間がレポートに表示されます。

    図 1: フィルターの変更

    「カウント・フィルター: 10 (上位)」を選択してカウンター・フィルターを変更します。
  3. 任意の応答時間グラフを右クリックして、ポップアップ・メニューから 「ステップ応答時間コントリビューションの表示」を選択します (図 2 を参照)。一方のグラフには、アプリケーション内で消費された時間「アプリケーション時間内」が表示され、 他方のグラフには、アプリケーション外 (ネットワークおよびサーバー) で消費された時間「アプリケーション時間外」が表示されます (図 3 を参照)。テストを実行するときに「応答時間のコントリビューション・データの収集」を選択しなかった場合、 そのテストの各ステップに関する応答時間コントリビューション・データは収集されず、 「ステップ応答時間コントリビューションの表示」オプションは使用できません。 応答時間は、最初のステップ (つまり開始ステップ) についても測定されます。
    制約事項: 4.0 より前のバージョンの Android の場合、Web アプリケーションおよびハイブリッド・アプリケーションの開始ステップの「アプリケーション時間外」は測定されません。

    図 2: テストの上位 10 ステップの応答時間コントリビューションを示す棒グラフ

    テスト実行の上位のステップ応答時間

    図 3: 選択した特定のステップのアプリケーション内およびアプリケーション外の時間

    アプリケーション内およびアプリケーション外でのステップの応答時間コントリビューション・データ
  4. 「ステップ・パフォーマンス」タブの先頭にある「ステップ・パフォーマンス」リンクをクリックすると、メイン・ページに戻ります。

フィードバック