ログの概要

Rational® Functional Tester は、ログを使用して、様々なタイプの情報を保管します。それを使用して、テストの不合格の理由を判断することができます。

Rational Functional Tester には、以下のログがあります。

テスト・ログ

テスト・ログには、テストの実行時またはスケジュールの実行時に発生したイベントの履歴上の記録および各検査ポイントの状況が表示されます。 テスト・ログでは、実行ごとに次のような判断が設定されます。

  • 合格とは、すべての検査ポイントが予期される応答と一致したか、予期される応答を受信し、すべてのテスト・ステップが正常に完了したことを示します。再生中に記録された/予期されるプロパティー値を受信した場合、検証ポイントは合格に設定されます。指定された UI オブジェクトで Web UI テスト・ステップが正常に実行された場合、その Web UI テスト・ステップは合格に設定されます。
  • 不合格とは、少なくとも 1 つの検査ポイントが予期される応答と一致しなかったか、予期される応答を受信しなかったこと、あるいは Web UI ステップが正常に実行されなかったことを示します。
  • エラーは、基本要求が正常にサーバーに送信されなかったか、基本要求に対するサーバーからの応答を受信しなかったか、基本要求応答が不完全または構文解析不可であったかのいずれかの結果を示します。
  • ユーザーが解決不能の判断を定義するカスタム・コードを提供する場合のみ、判断は解決不能に設定されます。
判断は、子エレメントからテスト・レベルにロールアップされます。 例えば、あるユーザー・グループに 25 の仮想ユーザーがあり、5 つの仮想ユーザーが不合格の判断の場合、このユーザー・グループの不合格の判断は 5 件ではなく 1 件のみです。

テスト・ログ・ファイルは、.executiondlr というファイル名拡張子が付けられ、ワークスペースのプロジェクト・ディレクトリー内にバイナリー形式で格納されます。 ユーザー・インターフェースでテスト・ログを表示することもできます。

テスト・ログの表示について詳しくは、『テスト・ログの表示』を参照してください。

問題判別ログ

実行中に問題判別ログに保管される情報のレベルを設定することができます。デフォルトでは、警告と重大エラーのみがログとして記録されます。通常、このログ・レベルは、サポート担当者から依頼された場合にのみ変更します。

問題判別ログには、再生エンジンに関する内部情報が含まれています。 これらのログは、Kerberos 認証、SSL ネゴシエーション、およびエージェント上のリソース制約などの問題をデバッグするために特に有用です。 ログ・ファイルには CommonBaseEvents00.log という名前が付けられ、デプロイメント・ディレクトリーに置かれます。 例えば、エージェント上のスケジュールを再生し、C:¥Agent をデプロイメント・ディレクトリーとして設定した場合、問題判別ログ・ファイルは、C:¥Agent¥deployment_root¥UserName¥A1E14699848784C00D2DEB73763646462¥CommonBaseEvents00.log のよう前のディレクトリー内にあります。 大量のログ情報が生成された場合、複数の CommonBaseEvents ファイルが作成されます。

問題判別レベルの設定について詳しくは、『問題判別レベルの設定』を参照してください。

エージェント・ログ

エージェントを開始すると、Microsoft Windows オペレーティング・システムの %temp% ディレクトリーに、majordomo.log ファイルが作成されます。

これらのログ・ファイルには、エージェント操作に関する情報が含まれています。 通常、このファイルは、IBM® ソフトウェア・サポートから依頼された場合に使用します。

エラー・ログ

テストを実行してエラー・メッセージが表示された場合は、オンライン・ヘルプの『パフォーマンス・テストのエラー・メッセージ』セクションのエラー・メッセージを調べてみてください。 最も一般的はエラー・メッセージのみがリストされています。 問題が発生したときにエラー・メッセージが表示されない場合は、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「エラー・ログ」をクリックしてエラー・ログを開きます。 テストの実行中にワークベンチがシャットダウンした場合は、ワークベンチを再始動してエラー・ログを調べてください。 デフォルトでは、警告およびエラー・メッセージがログに記録されます。 「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「ロギング」をクリックして、デフォルトのロギング・レベルを上げることができます。 ログ・ファイルは、ご使用のワークスペースの .metadata ディレクトリーに保管されます。
余計なロギングを回避するために、「ロガー」タブで「ロガー名」ごとにロギング・レベルを調整してください。例えば、IBM Rational Quality Manager との接続の問題に関する詳細情報を取得するには、com.ibm.rational.test.lt.rqm.adapter ロガー名のロギング・レベルを大きくします。ライセンス交付の問題の場合には、com.ibm.rational.test.lt.licening ロガー名のレベルを調整します。
追加のロギングが不要であれば、「ロギング設定 (Logging Preferences)」内の「デフォルトの復元」ボタンを使用して、すべてのレベルを推奨のデフォルト値にリセットしてください。