MDM デバッグ・ツール

このコマンド・ ライン・ツールを使用して、個別/グループ/すべての MDM モジュールのログ・レベルを設定し、REST API を使用した MDM 登録済みデバイスでのコマンドの実行とポリシー設定の更新ができます。異なる MDM レイヤーで通信障害が発生した場合に、実動時の問題を迅速にデバッグし、実行操作フロー、要求、エンドポイントの応答をトレースするうえで役に立ちます。

このツールを使用するには、以下を実行します。
  1. コマンド docker exec –it <windowsmdm or androidmdm> shを使用して MDM Windows/Android コンテナーにログインします。
  2. コマンド /opt/bigfix/bin/mdmdebugcli.sh を実行して、ツールのヘルプ情報を次のように表示します。
    MDM デバッグ
    コマンドを実行すると、Windows の場合はデコードされた syncml が表示され、Android の場合はデコードされた JSON が表示されます。
Android アプリの管理構成プロパティを検索する
MDM デバッグツールを使用して、管理対象となっている、Android アプリの構成プロパティを検索することもできます。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. コマンド docker exec –it <androidmdm> shを使用して、MDM Android コンテナーにログインします。
  2. packageName がアプリケーションのバンドル ID である場合には、コマンド /opt/bigfix/bin/mdmdebugcli.sh [-c applications:packageName] を実行します。たとえば、Microsoft Outlook の管理設定プロパティを検索するには、以下のコマンドを入力します。
    /opt/bigfix/bin/mdmdebugcli.sh -c applications:com.microsoft.office.outlook
    .
  3. 応答をデコードして、管理対象の構成パラメータ-・リストを取得します。