拡張サポート・モード

拡張サポート・モードでは、AppScan のすべてのアクティビティーがログに記録されます。問題のある手順のトラブルシューティングのため、それらのログをパッキングしてサポート・プロバイダーに送信することができます。

このタスクについて

問題のある手順のトラブルシューティングについて支援が必要な場合、AppScan を拡張サポート・モードで実行してすべてのアクティビティーをログに記録し、そのデータを 1 つのファイルにパックするようにサポート・プロバイダーから求められることがあります。

重要: 権限があるサポート担当員により指示されたのでない限り、拡張サポート・モードはオンにしないでください。このモードは、AppScan のパフォーマンスに影響を与えます。

手順

  1. 拡張サポート・モードをアクティブにする。「ヘルプ」>「サポート」>「拡張サポート・モード」

    メッセージが表示され、拡張サポート・モードが有効であり、すべてのアクションがログに記録されることが示されます。

  2. 「OK」をクリックします。

    ステータス・バーのインディケーターに、 が拡張サポート・モードで実行されていることが示されます。AppScan拡張サポート・モード・インディケーター

  3. 問題のある手順を再現します。
  4. 完了したら、拡張サポート・モードを無効にします。「ヘルプ」>「サポート」>「拡張サポート・モード」

    OR

    手順を実行した結果、AppScan が機能停止状態になった場合は、AppScan を再び開き、引き続き拡張サポート・モードを有効にするかどうかたずねられたら、「無効」を選択します。

  5. 必要なオプションを選択します。
    オプション説明
    暗号化 保存されるすべてのサポート・データ (スキャン・ファイルが対象の場合はこれも含む) が暗号化されます。
    重要: パッケージを AppScan® サポートに送信する場合以外では、暗号化を選択しないでください。暗号化されたファイルを開くことができるのは、サポートのみです。
    スキャン・ファイルを含める 現在のスキャン、または関連する別の保存済みスキャンをサポート・ファイルに含めることができます。
  6. 以下をクリックします。
    オプション説明
    保存 既存のサポート・データを .SUPPORT ファイルとして保存します (構成内容に応じて、暗号化や、スキャン・ファイルの組み込みも行われます)。サポート・データは AppScan インターフェースから消去され、AppScan は通常のモードに戻ります。

    デフォルト・パスは以下のとおりです。

    ...\My Documents\AppScan\Support\

    保存しない サポート・データは AppScan インターフェースから消去され、AppScan は通常のモードに戻ります。
    キャンセル サポート・データは AppScan インターフェースから消去されず、AppScan は拡張サポート・モードのままになります。